ドイツに住むお寿司好きの義姉に,折り紙で作ったお寿司を送りました。

ところが,御礼のメールに「同封された手紙によると折り紙のスシが入っているはずなのに,空っぽだったわ」と書かれていました…。

配達途中で盗まれたのかもしれませんが,恐らく税関で抜かれたのでしょう。生ものなので(笑)没収されたということか。

 

折り紙の箱とワサビ(丸めた毛糸),海藻(紙)に大根のツマ(シュレッダー紙),醤油(袋はラミネート加工),そしてバラン(紙)はあったそうなので,本当に抜かれたのは折り紙でできたお寿司だけでした。全く…!

このお寿司は,「世界のごちそう」に出品された折り図を使っています。細かくて工程も長いのですが,それだけに出来上がりはいいものです。

日本人でない方に向けて以前行ったオープンハウスでは,ふた付きの箱のみを一緒に折って,好きな折り紙の寿司を割箸でつまんで箱に詰めてもらいました。ワサビや海藻の量を決める表情は,真剣そのもの。回転ずしのようでもあり,ままごとのようでもあり,子どもから大人まで楽しめました!!

満員電車がぎゅうぎゅう詰めで混んでいる時などに使う「すし詰め」は,英語では“Being packed like sardines(イワシのように詰められている)”といいます。折り紙のイワシだったら,無事に届いたでしょうかねえ…?