日本では,月に1回折り紙教室に通っていました。折り紙も模様や光沢入りなどはあるけれど,基本は薄い正方形の紙…いくら凝った作品でも安っぽさは否めず。また,イラストを描いていた時もマーメイド紙やキャンソン紙の他にも何かいい紙はないものかといろいろ探していました。折るとか描くためとかいうよりも,紙そのものが好きでした。
アメリカででいろーんな種類の紙を知り,折り紙と融合した作品を作ったのがペーパークラフトの始まりだったと思います。アメリカ人からは折り紙とのフュージョンだと言われ,当時はOrigami-Bookingと称したクラスもやっていました。
さて,これは折り紙(ネットの掲載作品)の卒業帽をカードに生かせないかと思って作ったものです。
内側には,襟に蝶ネクタイをつけ,ポケットにはギフトカードを収めるようにしました。帽子の中央のラインストーンとタッセルは黄色ですが,赤や緑など選べるように数色用意。アメリカ人の生徒さんは,「孫の学校のスクールカラーは何色だったかしら」等と言いながら作成していました。
シンプルな作りながら見栄えのする作品で割合人気だったようです。