クラフト道具や材料の製造ミス。といっても,ダイやパンチがよく切れないとか,スタンプの端が欠けていたとかそういうのではない。
新発売の柄紙シリーズで何故か1種類だけがセールになっていたので,店で理由を尋ねたら…何と「言葉のプリントミスがある」ということ。「ほら,Clean it upのはずが,Cleat it upになっているでしょ。しかもこれだけではなくて他にもあるそうよ」と。
両面プリントなので,絵柄(画像の左)だけの片面は問題なし。購入後家でよーく見たら,レシピ文のRemove from ovenがRemove form oven(fromのタイプミス)になっていた。自分たちの言語である英語で,メーカーの社員が大勢見て検査するだろうに,気づかないものかねぇ…。
このアルファベットダイも,ダイ自体には問題がないのだけれど,パッケージの文字をこれまたよーく見ると…20pc(pieces)になっています。アルファベットが20文字!?「アルファベット数が26字」って数えるまでもなく,常識的に覚えているものじゃないか!後日,この20の上に26という訂正シールが貼られていました...。
また,別のアルファベットのスタンプを買って,帰りの車の中で見てみると…何と,Lの文字がない!店に戻って,売り場にある他の商品を確認したら,やっぱりLが抜けている。信じられない製造ミス!ひらがな五十音で,例えば「ふ」の文字が欠落しているようなもの。まあ,ひらがなのように5つずつ並んではいないにしても,たった26字でしょ…。返品するついでに,親切心を出して売り場の他の製造ミスの商品もレジに持って行ってあげた。Thank you!とものすごく感謝されたが,後日,その商品はまた売り場の棚に戻されていた…購入してしまった人がいただろうなぁ。まあ,アメリカではこういうこと(その場は丸くフレンドリーに笑顔で収められるのに,全く改善がなされないこと)は本当によくあるから驚きはしないけれどね…。
カレンダー用のクリングスタンプの数字にもミスが。1 2 3...31までの数字が横一列に並んでいる小さなボーダースタンプなのだが,パッケージの印刷・スタンプ面共に,…15 116 17 18…と16が116になっているのである。カッターで慎重に1を切り取った。飾り用のスタンプで小さく並んだ数字をじっと見る人はいないだろうから,ま,いいか。セール品でもあったので,これは返品しなかった。
気づかないまま大量に製造・販売されるというのは,ちょっと理解しがたい。でも,こういういい加減なところも含めて,アメリカを受け入れているなのだからしょうがないか…!