春!花畑のカードです。

使っているダイは,Taylored Expressions。大きさの異なる4種類の花が一面にちりばめられたきれいなダイです。花のちょっとゆがんだ形がかわいく,流行にもとらわれてもいない。甘すぎないデザインなので,大人・子どものどちらに向けてにも大活躍しそう。

 

カードの表がこれ1つで完成されるダイなので,ベースには花を邪魔しない程度の水玉紙を使っています。

 

外側には何も飾りをつけず,中に好きなセンチメントをスタンプします。ここでは,April showers bring May flowers.を山吹色でスタンプ(ShadowinkのPumpkin pie)しました。英語には素敵な英語のことわざがたくさんありますが,これもその1つ。「4月の雨が5月の花をもたらす」というこのフレーズは,文字通りだけではなく,つらいことがあってもきっといいことがあるよという励ましの意。新しい地で仕事や学校をスタートした4月を過ぎて,ちょっと疲れが出てくるのが5月…日本ではこのフレーズがぴったりきます。

雨といえば,日本では6月の代名詞のようなものですが,ここでは4月。ひと雨ごとにカエデの葉や芝生が青くなってゆきます。雪がちらつくことはあっても積雪がない4月。トルネードの季節の始まりですが,やはり春が一番うれしい季節です。

 

黄色の代わりに,濃いピンクやオレンジ,水色でもきれいだと思います!黒などの無彩色系やクラフト紙でも作ってみたい。

 

今年はカードキットの販売もしたいと考えており,少しずつ準備しています。販売用には,このようにカード一面のダイを使った作品を主に考えています。というのは, 実物サンプルがなく,糊やはさみだけでできる作品になるので,このようなダイカット1枚で完成される作品が主流になりそう。一面もののダイ(カバープレート・バックドロップ等呼び名はメーカーで異なる)は完成され過ぎているゆえに,一度使えばなかなか同じ相手には使えません。高価(約25ドル)なのでわざわざダイを購入しなくても,キットやクラスでカード1種類を作れば十分だと思います。