パネルの続きです。
3.納屋とアヒル。納屋(Barn)といえばサイダーミルで,ミシガンの代表的な秋の風物詩ですね。独特の納屋のレンガ色や屋根の形に,アヒル3羽。手間をかけたいならば,窓部分をくり抜くこともできます。パーツ数が多く凝っているので,1枚の風景画としても楽しめます。夏の終わり頃をイメージして明るくさわやかなトーンで仕上げました。
4.たるに入ったカボチャ。ジャコランタンを作ったりそのまま並べて飾りにしたりと,これも秋には欠かせない。カボチャに合う柄紙(Carta Bella)をずいぶん探して…トラックに積まれたカボチャがプリントされた紙を見つけました。色も大きさも微妙に異なるダイカットのカボチャをいくつか選んでたるに入れます。たるには切り込みが入っているので,実物をたるに収めるようで楽しい!写真からはわかりにくいのですが,たるやカボチャには縦筋が入ってリアルな感じになっています。
パネルのフレーム(4×4インチ)の色は選べますが,全体の色合いを見ないといけません。私は,こげ茶をななめに3つのラインにして入れて基本色にしています。空モチーフはなるべく上部に,地面は下部に配置しました。また,左下のアメリカの地図は黒いフレームにしているので,一番下に持ってきて安定感を出しています。
調和を考えて作るのは楽しいのですが,1か所変更すれば他にも影響が出てきます…。(柄紙が尽きるまでですが)このサンプルと全く同じものができますので,ご心配なく。