子どもの日の作品を作りながら,男の子のものばかりというのもなんだから女の子のも作ってみよう!…とできた作品。
かぐや姫のカードです。
カードの前面を円くくりぬいて,かぐや姫誕生!のイメージです。女の子のお誕生日にいかがでしょう?
これも和風ですが,アメリカにあるもので作っています。
竹林の柄紙はReminisce。日本人(+中国人)の女の子のスタンプセットは,Hero Arts。輪に切った竹の紙は,クレープ地。笹飾りは,クラフト店の造花コーナーで買ったプラスチック製の笹。
3年以上前に買ったものばかりなのでどれも入手不可能だと思いますが,合うものを探すのも楽しみの1つです。
プラスチック製の造花は茎に花や葉のパーツを差し込んであるだけなので,するりと抜けます。クラフトコーナーにある造花パーツは結構高価。一方,造花は季節が終われば最大9割引きくらいにまでになりますので,要チェック。日本では見たことのない種類も多くかなりリアルにできているので,眺めるだけでも楽しいものです。
この笹は七夕・お正月・松竹梅などの和風クラフト,パンダ・フォーチュンクッキーなどの中国風デザインに使えると思って数年前に購入。
松(Pine Tree)や梅(花びら5枚)に見立てられるスタンプやダイは多いのですが,竹・笹の葉はそのものが必要。代用できるものがないことはないけれど…それらしく見えないから。
さて,「かぐや姫」のように「姫」のついた昔話は多いのですが,私が子どもの頃に最も好きだったのは「鉢かづき姫」。鉢(お椀)をかぶるという発想やその姿にも驚きましたが,陰鬱な雰囲気や「かぶる」ではなく「かづく」(被く・かずく)という言葉がたまらなかった!「お椀被り姫」では,不気味な響きもなく間抜けな感じがします。昔話を読んだり聞いたりしなければ,このような言葉に出会うことはないでしょう。
女の子が好きな「~姫」をモチーフにして,いろいろな作品もできそうです。