子どもの日のパーツを集めて,ミニフレーム(6-1/2インチ四方=約16.5㎝四方)に入れてみました。
引き続き,「アメリカにある材料で作る!」というコンセプトの元に制作しています。
英字紙で折ったかぶとの下地には,背比べのためのセンチメートルではなくインチの紙を使用(笑)。
こいのぼりは,飛行機のバナーのダイを使用。吹き流しは,細いストライプ模様の柄紙。目玉は円パンチ(大中小),矢車は船の舵,そして回転球はブラッド(割りピン),背景は青空の柄紙。丘&木は,ダイカットです。
うろこは,Japanese Fans(Maya Roda)というスタンプを白でヒートエンボスしました。青海波(セイガイハ/Wave)ではなく,扇(Fans)模様として見たネーミングですね。
化粧箱入りの柏餅の下の紙は,アメリカで買った千代紙です。子どもの成長を願う麻の葉模様。柏の葉に合わせて緑色を選びました。アメリカ人には,星模様に見えるのでしょうか。
この仕切りのあるフレーム(Tim Holtz)は,ガラスも留め金など何もついていないシンプルな木枠箱。正方形3つと長方形1つのこのフレームは,向きを変えれば4通りの配置が楽しめます。
薄い写真を1枚入れる普通の額縁とは異なり,このように立体的な作品を入れる深い額は「シャドウボックス・フレーム」と呼ばれています。アルバムには収めるのが難しいエンベリッシュメント(パーツ等の飾り)を貼って思いっきり立体的に仕上げることができます。
仕切りにパーツ飾りを入れていく作業は,「お弁当箱にいろんな食べ物をちょっとずつ詰める」ことに似ているので,日本人向きかもしれません。仕切り付きは,フォーカルポイントやバランスをあまり意識しなくてよいので制作も簡単!これは,12インチ四方のレイアウトデザインと,スリーブ(仕切り袋)付きのプロジェクトライフとの関係のようなものですね。
フレーム付きのクラスは元々実施していないのですが,このフレームは残念ながらもう廃版になっているので,参考作品です。
まあ,作ろうと思えば板とペイントでできるでしょう。自作すれば大きさも仕切りも自由ですから,夏に車庫に置いているワークベンチ(作業台)でやってみますかね…。
畳と壁のある「子どもの日の部屋」の立体物も作りたいのですが,子どもの日までもう2週間もないので来年に持ち越します。小物などは作りためておき,別の形へのアレンジも考えてみたいと思います。