ペーパークラフトの本(英語)を読んでいたら,カードを二つ折りにする時のポイントとして驚くべきことが書いてありました。
この項目の見出しはMini Overbite(ミニ・オーバーバイト)。
文を訳すると,「カードを二つ折りにした時,美学的にいって,端はぴったり重ならず1mmほどずれているのがよい」と書いてあるのです!
Overbiteというのは,歯学用語で「上の歯が少し外側に出ている状態」,つまり出っ歯(bucktooth)のこと。
2つ折りにしたカードがずれている写真入りでした。
飛び出た方の面が表になるのか裏になるのか,それについての記述はなし。出っ歯というからには,表が少し突き出ているのか…。
これは雑誌ではなく分厚い書籍で,出版年は2016年とかなり新しい。著者は名前と顔写真から日系の女性で,アメリカでクラフト専門店を家族経営されているようです。
何が美的によいか,さっぱりわからん…どう思いますか???
パッケージで購入した無地カードを折り線に沿って2つ折りにしたら,1㎜くらいずれていることはあります。しかし,わざとではないはず。
自分で2つ折りにした時にずれることもありますが,短い方に切りそろえる必要はなく,「これが美しいのだ!わざとだ」とか「完璧ではない方がいい」と思えばいいんでしょうね…。