トランシルヴァニア地方(現ルーマニア)の手作りしおりです。

主人の母はハンガリー人(トランシルヴァニア生まれ)で,今も伯母や従姉弟などの親戚がたくさん住んでいます。そこに遊びに行ったときに,主人の従姉からいろんな手作り品を頂きました。その中の1つが,このしおり。

 

正方形のフェルトの端をピンキングばさみでカットし,ビーズの花をあしらったものです。上品で細かいニードルワークのしおり!

 

ページの間に挟まる部分は細い平リボンのみなので,ページを傷める心配なし。

 

ベッド脇のナイトテーブルの電気スタンドを置いていますが,T字状の電球ホルダー部分にこのリボンがちょうどかけられます。ですから,本を読み始めた時にここにかけて,読み終わってライトを消すときにページ間に戻す!

 

右側の文庫本カバーは,日本の友人にもらったもの。文庫本カバーという発想が日本的ですが,電車の中で読んでいる本のタイトルを隠すというよりも本を傷めないためには必需品です。以前に書いたと思いますが,借りた本には包装紙で書店でかけてもらうようなカバーをかけてから読みます。紙の3大敵の「折れ曲がり・破れ・汚れ」を防ぐためです。

 

さて,このしおりにヒントを得て…

2種類,作ってみました。

 

飛行機のダイカット(IO)と広告用のバナーの組み合わせ。バナーには,自分の名前をヒートエンボスで入れました。

 

もう1つは,ロケットのダイカット(Echo Park)と炎。このロケットのダイセットには,3種類のロケットが入っています。

 

紙素材ではなくフェルトやフォームなどで作っていますので,丈夫で実用的。紐は細いtwine。

 

手持ちのダイから,「ロケットと炎」のようにペアになるものを探すのも非常に楽しい!いろいろ考えて工夫することこそが,ペーパークラフトの醍醐味です。