「クリスマス・ルーム(リビング編)」(11月21日記事)の第1回目のクラスの反応が非常によかったので,翌日から3日ほどかけて考案・制作したのがこの部屋。クラスでは,「イースタールームやハロウィンルームもできますよ~」と何気に言っていましたが,翌日に隣の部屋ができそうな気がしてきて,すぐに制作開始。ひらめいたアイデアを忘れる前にどんどん形にしていきました。かなり集中してやりましたが,たっぷり3日間かかって何とか完成。

 

2つ並べたところ。

2つ並べて1セットです。というのは,右側の部屋を作った時,的確な(厳しい)意見を直球で投げてくる主人が,「いいけど,暖炉が(階段上の)2階より高いってのは,大きさ的に間違っている」とまたもや・・・。

 

まずは,この攻撃に反論するにはどうしたらいいかという問題があった。「そうですよ,だってこれは階段の途中なのですから!」ということで,隣の部屋の踊り場へと続けました。

踊り場の下のドアは,リビングルームの階段下の収納庫へと続いています。

 

階段下は,うちがそうなっているようにコート類をかけるクローゼット。水玉のコートとジーンズがハンガーにかかっています。ハンガーもコートの襟も1つ1つ作って貼っていきます。

 

壁にはリースとサンタのアウトフィット(衣装一式)。コートやズボンをかけています。クローゼット下には濡れたブーツもありますよ。

 

床にはクリスマスカードの束とサンタさんへのエアメール,そして鉛筆。

 

壁際には,クリスマス・ビレッジ!ディスプレイマット上の灯りのともった家や教会,そしてフェンスに街灯。プラグが抜けている家は窓も暗くしています。

 

「クリスマス・ビレッジ」をご存じない方は,2015年12月31日の記事をご覧下さい。ビレッジに使った家は,「長崎の家並み」(6月25日記事)でカードとして使っています。

 

この作品のために,新しく購入した道具や材料はなし。というのは,私が普段から購入するダイは花やリボンなどではなく,このようなドールハウスに使えるような小さいものが多いからです。

 

パーツ数が100を超えているので,クラスの度に改善に改善を重ねて,作りやすくしてきました。もちろん紙のダイカットは済んだ状態で,糊付け・縫い付け済みのパーツもかなりあります。それでも,作り応えは十分!

 

パーツ数の多さと細かさで大変ではありますが,順番通りにやれば必ずできます。どんなに上級レベルの方でも,楽しいアイデアなど発見がたくさんあるはずです!!

 

付け足したい箇所がいくつかあるので,自宅では時間を少し延ばしたいと思っています。準備にかなり時間がかかるため,受講希望の方は早めにお知らせ下さい。

 

壁紙は,Authentiqueの同じコレクション“Homestead”より。1つめの部屋と続いている感じを出すために同じ壁紙にした方が多かったようですね。


私は,分数で計測したり電卓を使わないで加減乗除の計算をしたりするのが好きなので,階段の高さや洋服かけのポールの長さを計ったりするのが楽しかった。クラスでは,すべて計測して線を入れて切ってあるものを使います。しかし,計測・計算を楽しめるようになれば,自分で新しいものを考え出す喜びを味わえるようになると思います。

 

…このクラスの終わりに「次は何の部屋?」という質問がありました。2階はどうなっているのか気にもなりますが,これ以上高くはしたくないし…。2階を作るなら1階部分は車庫にするかギフトボックスのようなものにしたいと思っていますが…。

 

普通に考えれば,次は寝室かキッチンでしょうね…。階段の代わりに4インチ四方の床には,調理台やらテーブル,冷蔵庫などの家電,ベッドなどの家具が必要になってくるから難しいといろいろ考えているうちに…。

 

続きはまた今度。