4×4×5インチ(底は4インチ=約10㎝四方)の部屋です。
「クリスマスの部屋」の親子クラス用(2015年12月14日の記事)は作っていたので,大人向けの(より複雑な)ものを作ろう!と,5月頃に制作。
70パーツ以上ありますが,ダイカットなどすべて切ってあるパーツを使って作ります。それでも,作りごたえは十分!!暖炉に至っては,カードなどでも使用するため1年以上前から膨大なダイカット(100セット以上)をしてきました。
また,短期間に何度もクラスを実施することが予想されたので,十分な材料を用意して臨みました。参加者に持ってくる道具を聞かれたら,必ず“Pack your patience!”と答えています。「忍耐強く」という意味です(笑)。
階段,暖炉,ガーランド,ツリー,ギフト箱(2),ポインセチア,すべて手作り。1つ1つ仕上げて最後に部屋に飾る時は,本当のクリスマスの飾りつけをしているようで楽しいものです。
ギフト箱は2つとも箱(工作紙)から作り,包装の仕方も包装紙も変えています。包装紙は実物。柄の細かなものを使っています。
階段下は倉庫にしており,ラッピング用品のハサミ,包装紙,糸巻きを収納。
柄紙はAuthentiqueのHomestead,そして床板・レンガはReminisce。私が使う作品では,定番のメーカーです。
ダイは,IOとMemory Box。これも黄金コンビ(笑)ですね。
床や階段など厚みを入れて丈夫に作っているので,クリスマスに出して飾ってもらえたらと思います。
実はこの形,小学生の頃に買った学年誌の付録の記憶がヒント。底と壁2面がつながった部屋で,これが4部屋もついていました。壁には家具などの絵柄が印刷されていたと思います。底が対角線で折りたためるようになっていて,壁の向きを変えれば家全体のレイアウトを変更できるという優れもの。リカちゃんハウスなんて高価なものは持っていなかったから,この家は夢のような付録でした。
この記事は,「飾り」ではなく「ドールハウス」カテゴリーに入れました。やはり私は一番好きなテーマは家。平面よりも立体的なもの,ストーリー性のあるものです。
これからは,ドールハウス(ミニチュア)についての記事も増やしていきたいと思います。