2年前の夏の「親子クラス用」にデザインしたスイカ型のバッグです。2年前のサンプル作品なので,ちょっとよれよれ…。実際はもう少し厚手の紙で作りますので,かなり丈夫な仕上がりになります。

チョコレート箱(Whitman's Sampler/Russell Stover)の小さな箱がぴったり入る大きさにしています。

作り方自体は簡単なのですが,細かなところにもこだわって作っていて工程がちょっと長い。箱の前後に使ったダイ(他の形でもよいし,長方形に切るだけでもよい)に,スイカのための円型ダイがあればOKですから,特別な道具も要らずにできます。知っておきたい工作のテクニックなど指導すべき点が多いので,親子クラス向けです。

定番の円形のダイはお持ちの方が多いと思いますが,私はWe R Memory Keeper社の円ダイセットを使っています。円形ダイが21枚も入っていますから,これ1セットで円形は十分!

私は,円形のパンチはミニサイズ(3/4インチ以下)しか持っていません。抜くのは早く手軽かもしれませんが,微妙な大きさでそろえるとなるとパンチは相当な収納場所を取り,重さも値段もかなりなものになりますからね…。例え収納スペースがあっても,取り出す手間(つまり,立って取りに行き,さらに入れ物などから探して取り出す)を考えるとね…その収納スペースがあれば,ダイカットマシンを出しっぱなしにしていつでも使えるようにしておいた方がはるかに実用的です。

スイカは赤&緑のハイコントラストの組み合わせなので,色合わせには悩むこともないのがありがたい。赤&緑の間に白(クリーム色)を入れるとよりリアルになりますネ。

このスイカバッグ,一時帰国した時にお土産にいくつか作って行き,さらにキットも持って行って一緒に作ったりもしました。箱に組み立てずに持って行けば,かさばらないし作る楽しみもあっていいと思います。