そよ風が心地よく感じる季節になりました。これは,昨年「親子クラス」の教材用としてデザインした風船のカードです。

色やレイアウト,数種類の道具や材料の使用など,1つの作品でいろいろ学べるようにしました。

私は特定のメーカーの道具などの販売ではなく,個人で「教育の一環」としてペーパークラフトを教えています。日本でも外国でもこういう立場の者はほぼ皆無だと思います。

教育というのは「学校教育」という狭い意味ではなく,年齢や評価など関係のない「生涯に渡る教育」。

お子さんにとって直接結びつくのは,学校の課題(プロジェクト)や教科の図工の手助けになること。

大人の方の場合は,できた作品を贈ったり飾ったりだけするのではなく,知識や技術などが生活にも取り入れられるように。そして心が豊かになるように。

皆さんに,柔軟な発想で工夫する力を身につけ,作る(創る)ことそのものの楽しみを存分に味わって欲しいと思っています。