私が使っているハサミ(American Craft社)です。

サイズは2種類。テレビで見たのですが,支点(刃合わせの留め具部分)を中心にして刃を広げた角度が30度が最も切れるそうです。切る時にキュッと締めて刃の隙間をなくすことが肝心で,古さや値段には関係ないようです。「挟み」というだけあって挟む力で切るということなんですね!

油性ペンで刃を30度に広げた部分に印をつけてみました。

30度に広げれば当然対頂角(2直線が一点で交わる際,反対側にできる角度)も同じ30度ですね。しかし,刃が長いハサミは,支点から持ち手までも長く握る部分も大きいので,大きく広げなければいけません。よって,大きなハサミは子どもの小さな手で握るのは無理になります。大きいハサミは,刃先も長くなりますので,一気に切る場合は早い!小さなハサミは小回りが利くので,Fussy Cut(細かいパーツを切ること)に適していると思います。

割に安価で入手でき,切り心地もよく使いやすいのでこのハサミはおススメです。

子どもの学校用ハサミは先が丸くなっていますが,これはペーパークラフト専用なので先がとがっています。親子教室でお子さんが小さい場合は,他のハサミにすることもできますが,使い慣れたものを持って来て頂くのがベストだと思います。