前回の記事「ウィンターアニマル 林のリス」でくり抜いた窓部分を使って作ったドア飾り。

「始末の料理」の精神で,紙を徹底的に使い切ります。紙の無駄を省くだけでなく,一度のダイカットで作品を2つ作ることができますから時間短縮にもなります。

「林のリス」と同じ水玉の水色紙に,フォーム(Fun form等と呼ばれるスポンジ状のシート)でシカをダイカットした組み合わせ。冬の雪のイメージなので,このサンプルではシカは白フォームのままにしています。

Twine(より紐)を通してドア飾りに仕立てていますが,カードの表に使ってもいいしいろいろ利用できますね。

水玉紙といえばBoBunnyというメーカーで決まり!定番商品で様々なトーンの微妙で渋い色がそろっています。しっかりした厚みに手触りもふわふわ&さらさら。「水玉なんてどのメーカーでも同じ」と思っていましたが,ドットがクリアではないのでいろいろな作品に合います。この紙だけで作る気力もアップしますし,できた作品の質もアップ!

また,以前は「初心者のうちはパックの安価な紙で作るのがいい」とも思っていました。技術も知識も全くなかった頃は,使った紙も好きではないものだったので当然できあがったものもイマイチでした。もちろん,いきなり上質の紙を切るのは無謀なので,まずプロトタイプ(prototype/試作品)を不要な紙(コピー紙の裏)で作っておきます。初心者だからこそ紙の質に手助けしてもらった方がよいと思います!