週末の暖かさとは打って変わっての雪!雪!大雪!
バレンタインとイースターの合間に取り上げているテーマが,"Winter Animals"(冬の動物)。
このカードは,1年以上前にデザインしたもので少し改良していますが,国籍問わずかなり人気があります!
白樺林に,シカ(doe)とカーディナル(赤い鳥),そして窓の手前には室内のネコ。雪の積もった丘を重ね,さらに窓の内側の様子を表すことで遠近感たっぷりの作品になりました。
これは,「冬のサンタそり」のカードとセットでデザインしました。カードや窓枠などの大きさなど基本は同じです。
白樺の数は,5本。以前にも書きましたが,偶数ではなく奇数のアンバランスが全体のバランスを生みます。
スイスドット(小さな点々)のエンボスで,雪景色を表しています。エンボスフォルダーを使うドライエンボスは,かなりの面積を占めます。「背景の模様だけ」のようですが,主張しないようで実は結構主張します。柄によっては時代遅れっぽくなるので,効果的に使うようにしています。
このようなレイヤーカード(層を重ねるカード)は,全体像をイメージすることが重要です。できあがりを見ないで,講師の指示や作り方プリントで手順を1つひとつ見ながら「パーツを合わせていったらできていた!すごい!いつの間に!」という驚きや喜びもありましょうが,まず言えるのは失敗する確率が非常に高いということ。失敗というのは,のりで貼る順番の基本的なミスということです。
高校1年の家庭科の調理実習では,作り方をすべて暗記しておき,何も見ないで調理しないといけませんでした。先生が生徒一人ひとりを見て採点するので,ブリの照り焼きや親子丼など家で一度作ってから臨んだものです。
当時は,何故本に書いてあるレシピをわざわざ暗記しなくてはいけないのか疑問でした。「できあがり」というゴールから逆算したものが「作り始め」です。手順を頭に入れておけば,もちろんミスや時間の無駄のないスムーズな調理(製作)ができます。そして,「今ここで野菜を加えてもいいかも」という工夫や「ここでしょうゆを入れるのはこういうことか」などという思考も必要になってきます。
思考がない製作の場合は,工夫も生まれません。高価で新しい道具や材料を次々に買っても,多分買い物の欲求というのは尽きない…。工夫でいくらでも新しい作品を生み出すことができ,それこそがペーパークラフトの楽しみです。いい道具・材料だけを厳選し,工夫の楽しみを皆さんに伝えることができたら嬉しい!
アメリカ人の生徒さんには,折り紙のように「日本人が考え,作る細かなもの」は期待されているのを感じます。スクラップブッキング歴何十年という方々相手ですから,道具や材料は知り尽くしていらっしゃるので,私が教えることができるのは「工夫」です。
正方形(または近い)のカードは,通常の郵送料金では送ることができません。住所の読み取りなど,縦と横の区別をするのが困難だからでしょう。
アメリカ人の生徒さんと「このカードの大きさは規定外」という話をしていたら,「そのくらい!特別な人にはお金をかけるわよ!」と言われました。確かに,切手代は数十セントですしね…。
現在の定型の切手代(forever stamp)は,49セント。正方形は71セントですが,サイズや重さ,厚さなどによって追加切手(Additional stamp:22セント)が必要なので,やはり郵便局に行くのがよいでしょうね。

バレンタインとイースターの合間に取り上げているテーマが,"Winter Animals"(冬の動物)。
このカードは,1年以上前にデザインしたもので少し改良していますが,国籍問わずかなり人気があります!
白樺林に,シカ(doe)とカーディナル(赤い鳥),そして窓の手前には室内のネコ。雪の積もった丘を重ね,さらに窓の内側の様子を表すことで遠近感たっぷりの作品になりました。
これは,「冬のサンタそり」のカードとセットでデザインしました。カードや窓枠などの大きさなど基本は同じです。
白樺の数は,5本。以前にも書きましたが,偶数ではなく奇数のアンバランスが全体のバランスを生みます。
スイスドット(小さな点々)のエンボスで,雪景色を表しています。エンボスフォルダーを使うドライエンボスは,かなりの面積を占めます。「背景の模様だけ」のようですが,主張しないようで実は結構主張します。柄によっては時代遅れっぽくなるので,効果的に使うようにしています。
このようなレイヤーカード(層を重ねるカード)は,全体像をイメージすることが重要です。できあがりを見ないで,講師の指示や作り方プリントで手順を1つひとつ見ながら「パーツを合わせていったらできていた!すごい!いつの間に!」という驚きや喜びもありましょうが,まず言えるのは失敗する確率が非常に高いということ。失敗というのは,のりで貼る順番の基本的なミスということです。
高校1年の家庭科の調理実習では,作り方をすべて暗記しておき,何も見ないで調理しないといけませんでした。先生が生徒一人ひとりを見て採点するので,ブリの照り焼きや親子丼など家で一度作ってから臨んだものです。
当時は,何故本に書いてあるレシピをわざわざ暗記しなくてはいけないのか疑問でした。「できあがり」というゴールから逆算したものが「作り始め」です。手順を頭に入れておけば,もちろんミスや時間の無駄のないスムーズな調理(製作)ができます。そして,「今ここで野菜を加えてもいいかも」という工夫や「ここでしょうゆを入れるのはこういうことか」などという思考も必要になってきます。
思考がない製作の場合は,工夫も生まれません。高価で新しい道具や材料を次々に買っても,多分買い物の欲求というのは尽きない…。工夫でいくらでも新しい作品を生み出すことができ,それこそがペーパークラフトの楽しみです。いい道具・材料だけを厳選し,工夫の楽しみを皆さんに伝えることができたら嬉しい!
アメリカ人の生徒さんには,折り紙のように「日本人が考え,作る細かなもの」は期待されているのを感じます。スクラップブッキング歴何十年という方々相手ですから,道具や材料は知り尽くしていらっしゃるので,私が教えることができるのは「工夫」です。
正方形(または近い)のカードは,通常の郵送料金では送ることができません。住所の読み取りなど,縦と横の区別をするのが困難だからでしょう。
アメリカ人の生徒さんと「このカードの大きさは規定外」という話をしていたら,「そのくらい!特別な人にはお金をかけるわよ!」と言われました。確かに,切手代は数十セントですしね…。
現在の定型の切手代(forever stamp)は,49セント。正方形は71セントですが,サイズや重さ,厚さなどによって追加切手(Additional stamp:22セント)が必要なので,やはり郵便局に行くのがよいでしょうね。
