主人のテレビでのインタビュー番組が先週の木曜にまた放送されました。合計4回です。

YouTubeでも丸1時間視聴することができるようになりました。

インタビュー中に主人が数回口にしていたのは,“That's a good question.”!質問者が予期していなかった問いを変化球で投げて来た場合には,まずは“That's a good question.”(いい質問ですね)と返事。この間に頭の中で答えを考えていますので,いい質問というよりは「困った質問」に近い(笑)。

何にしてもGood questionは,時間稼ぎや逆の意味に,痛いところを付かれた時に,そして答えたくない質問に対して使えます。文字通りの意味でない場合が多く,含みがあって冗談でも効果的。非常に便利です。

インタビューは簡単な打ち合わせのみで,ぶっつけ本番の1時間。しかも,ノーカット・編集なしでの放送です。家でも全く練習らしきものや準備はせずに,まるでスーパーに牛乳でも買いに行くような感じで出かけました。

アメリカでは,緊張したり極度に謙遜したりすることはよいとはされていません。自信を持ちリラックスして,自分をアピールすることが求められます。

アメリカで育つ子ども達(特に親戚)を見ていると,早くから大人の世界(社交の場)に関わり大人と対等に会話をしています。日本人と比べて,精神年齢が高い。大人側も子ども扱いしたり茶化したりせずに対等に話しているので,子どもも自分の意見を持ち自信を持つのだろうなと感じます。これを学校だけに求めるのは当然無理です。

自身について言えば,日本では親戚の集まりであっても食事後は大人と子どもは分かれてそれぞれ過ごしていました。大人が話す内容が子どもには聞かせられないようなものであったのだろうし,子どもは子どもどうしが楽しかっただけだと察します。子どもどうしでもまれながら学ぶことはもちろん多いのですが,大人の考え方を知ったりアドバイスをもらったりすることはとても大事なことだと思います。