私が絶対に作らないカードがあります。それは,お悔やみのカード。
日本ではまるで準備していたかのようなので,お通夜には喪服で行くものではないと言われています。仮通夜でなければ喪服でもよいなど地域によるところもあるでしょうが,それでも気張らずシンプルであるべきだと思います。
そういうわけで,お悔やみカードは作りません。
ペーパークラフトの雑誌の目次のoccasionには,BirthdayやHolidays等と並んでSympathy(お悔やみ)の項目もあります。デザインはシダや小鳥が多く,色は無彩色(白~灰~黒)とシルバー。
うちでは,クリスマスカードの次に数多く送るのがお悔やみ・お見舞いのカードです。
既成のカードは,落ちついた花柄に既にお悔やみの言葉が印刷されています。手書きのメッセージでいろいろ憶測して長々と文を書くことはせず,名前だけサインして送ります。カードを送るということ自体に気持ちがこもっているので,何かあったら声をかけてという感じで静かに寄り添うのがいいと思います。「お気持ち,よくわかります」や「早く元気になって下さい」等は,決して書きません。家族を失った人の悲しみは本当に人それぞれで異なり,今後のことなども含め遺族の気持ちは共感できるものではないから。同じ故人であっても,「父を失った息子」と「夫を失った妻」では立場も全く異なり,家族どうしであっても察することはできないのです。
病気見舞い(Get Well)のカードもあまりデザインしません。ちょっと長引いている軽めの風邪ならばよいのですが,深刻な病気の時にはどうでしょう…。自分のこととして考えると,手作りをもらって楽しんで見たりコメントしたりする余裕はないだろうから,市販のシンプルなカードをさらりと送ってくれる方がよい。
カードは楽しく作るものであって欲しいので,同様に「もらう方が嬉しいと思える状況下にある時」だと思います。英語で言えば,Happy Occasionの時。「苦しい時こそ,凝った手作りのカードで元気になって欲しい」という考えもあるでしょうがね…。何でも「手作りが気持ちが伝わる」というわけではないし,気合が入り過ぎない場合がよいということもあると思います。
日本ではまるで準備していたかのようなので,お通夜には喪服で行くものではないと言われています。仮通夜でなければ喪服でもよいなど地域によるところもあるでしょうが,それでも気張らずシンプルであるべきだと思います。
そういうわけで,お悔やみカードは作りません。
ペーパークラフトの雑誌の目次のoccasionには,BirthdayやHolidays等と並んでSympathy(お悔やみ)の項目もあります。デザインはシダや小鳥が多く,色は無彩色(白~灰~黒)とシルバー。
うちでは,クリスマスカードの次に数多く送るのがお悔やみ・お見舞いのカードです。
既成のカードは,落ちついた花柄に既にお悔やみの言葉が印刷されています。手書きのメッセージでいろいろ憶測して長々と文を書くことはせず,名前だけサインして送ります。カードを送るということ自体に気持ちがこもっているので,何かあったら声をかけてという感じで静かに寄り添うのがいいと思います。「お気持ち,よくわかります」や「早く元気になって下さい」等は,決して書きません。家族を失った人の悲しみは本当に人それぞれで異なり,今後のことなども含め遺族の気持ちは共感できるものではないから。同じ故人であっても,「父を失った息子」と「夫を失った妻」では立場も全く異なり,家族どうしであっても察することはできないのです。
病気見舞い(Get Well)のカードもあまりデザインしません。ちょっと長引いている軽めの風邪ならばよいのですが,深刻な病気の時にはどうでしょう…。自分のこととして考えると,手作りをもらって楽しんで見たりコメントしたりする余裕はないだろうから,市販のシンプルなカードをさらりと送ってくれる方がよい。
カードは楽しく作るものであって欲しいので,同様に「もらう方が嬉しいと思える状況下にある時」だと思います。英語で言えば,Happy Occasionの時。「苦しい時こそ,凝った手作りのカードで元気になって欲しい」という考えもあるでしょうがね…。何でも「手作りが気持ちが伝わる」というわけではないし,気合が入り過ぎない場合がよいということもあると思います。