ドバイから来ていた親戚の帰国前日に,中東のカフェでお別れのお茶会がありました。テラスに親戚や友人達が30人以上集まり,にぎやかなひとときでした。あいさつは,ハグをしながら両頬に交互に3回キスなので,結構大変です。

彼はCD等も出しており,ミシガンでも名の知れたピアニスト。夫婦でドバイ最大の音楽学校を経営していますが,現在学校数9校&生徒数3000人以上が在籍しているそうです。ドバイは,中東でありながら会話も看板などの表示もすべて英語。アラビア語が話せる必要はなく,居住者もほぼ皆(裕福な)外国人でアジア人も多数だということです。

長崎の従姉が声楽家だと話したら,ドバイに連れて来たらと誘って頂きました。これは社交辞令ではなく,本気で言っています。主人の元同僚の友人が,かつてミラノに旅行したいと言って義姉(主人の姉)の家に滞在したこともありましたし,うちにも名前も知らない人(義兄の知人の姉夫婦)を泊めたりというのが普通に行われています。見知らぬ人でさえこうですから,親戚となるとものすごく歓待するのです。

ドバイまでは,オランダで乗り継ぎをして22時間の飛行時間。日本まで国際線の直行便が約13時間でこれでもぐったりなので,22時間はきつそう…。

でも,全く違う世界でしょうから,ものの考え方や価値観が変わるはず……是非一度行ってみたいと思います。