昨年,近所の方のガレージセールをちらっと見に行きました。彼女は,毎年業者から売る品物を集めて販売数を増やして売っていますが,昨年は古びた下着(ブラ!)まで箱に積んでいました…。いかがわしい意味はなく,健全に「もう使いませんので必要な方はどうぞ」という意味ですが,何だかすごいなあという気持ちはぬぐえず…。さっぱり売れなかったと思っていましたが,隣のおばさんによると,そのガレージセールは大盛況だったというではありませんか!そのわけは,今年の看板に「アンティーク」という言葉をつけ加えたからというのです。

確かに,ビンテージやアンティークという言葉を冠したものは,単なる古い物ではなく「貴重で質もよさそう!」なイメージです。

スパッツはレギンスで,名前を変えて再ブレイク!ジーンズ=ジーパン=デニムで,育った時代で呼び名も変わる。喫茶店をカフェというように片仮名にしたとたん,輝きが増しておしゃれなものに変身します。

言葉のマジックですね。しかし,中身は基本的に同じものなので,消費者としては気をつけたいところではあります。

ペーパークラフトを日本語にしたら「紙工作」?…これは,ちょっと違います。紙工作とは,はさみやのりを使ういわゆる子どもの工作で,Paper,scissors,and glueなどとも呼ばれます。学校の教科でいう図画工作の工作の方ですね。紙皿にマーカーで顔を描いたり,紙コップや箱で動物を作ったり…など。

一方,ペーパークラフトは,スタンプやダイ,パンチなどを始め,様々な道具や材料を使います。難しいテクニックなどもあるので,基本的には大人のためのものです。

子どもクラスのためには,きちんとした目標を設定し内容の工夫が要ります。それはまた次回に。