直径4インチ(約10㎝)のオーナメント缶の小さな円に,柏餅・かぶと・びょうぶ・ショウブの扇(スタンプ)をレイアウトしました。千代紙を除いて,すべてアメリカで購入したものを使用。ショウブの扇の骨に使っているのは,「熊手」の先の部分です。

「こいのぼり」というメインのモチーフを使わない「子どもの日」の飾りです。「イースターなのにウサギも卵も使わない」や「ひな祭りなのにおひな様を使わない」ように,サブのモチーフと色や形等で表現することにチャレンジしてみると,作品のバリエーションもオリジナル性も広がります。

これは,年間の行事をオーナメントにして飾りたいという方のリクエストでデザインした5月のサンプル。毎月1つとして,12種類作ってみようと思っています。オーナメントは,カードやタグ,スクラップブッキング(写真付き)等何にでもアレンジできます。デザインやテンプレート(型紙)が1つできれば,後は組み合わせです。サンプルでは全て作っていませんが,カード⇔オーナメント⇔タグ⇔ギフト箱の変換は可能。カードで作った作品をタグにしてみると,また新たな発見があります。カードとオーナメントを似たデザインにしてプレゼントすれば,手作りのセット感が増しますね!

金銀の紐(cord)やリボンはクリスマスの時期にたくさん出回りますので,まとめ買いをしておくとよいと思います。

「May 5」という日付けを入れていますが,名前を入れるとよりパーソナルなものになります。また,背景の用紙を“It's a boy”のパターン紙にすれば,「男の子の誕生,おめでとう」という出産祝いにもなりますよ。

さらによりパーソナルでおめでたい感じを出すなら,「家紋」を入れたり背景に薄くスタンプしたりするのはいかがでしょう。家紋のハンコは売ってありますし,シンプルなものなら消しゴムで彫れると思います。海外では家紋はデザインとしても人気があり,国際結婚の方は特に喜ばれるのではないでしょうか。