イースターが終わり,今日(4月6日)は片づけ。Extendable poleを使って庭のカエデの木のプラスチックの卵を取リ外しましたが,まだ若い芽は見当たらなかった…春はもう少し先でしょうか。

Extendable poleは,クリスマスのライトを木に巻きつける際に使う延長棒です。長さが調節でき,さらに先の方は洗濯バサミのようにライトのワイヤーを挟むことがきます。

これ,日本語で何というのでしょうか…実家の裏庭には大きな柿の木があり,秋にはそれを「もじき」で収穫していました。竹の先になたで切り込みを入れて,開きすぎないように麻紐で周りを巻いて固定した自家製。長さの調節はできませんが(笑),これで大量の渋柿を取り,焼酎につけたり干し柿にしたりするのです。「もじき」という言葉は長崎だけではなく,あちこちで「柿をもじく」のように使われている方言のようです。「もじき」は,「もじく」の名詞化されたもの。正しくは「柿をもぐ」なので,どうもそれがなまったものらしいですね。

しかし…「柿をもぐ」より「柿をもじく」の方が,絶対にぴたっとくる!「じ」の響きを考えると,「くじく」・「しくじる」・「ねじる」・「ほじ(く)る」・「いじくる」・「いじける」・「こじ開ける」・「はじく」・「かじる」・「じゃま」等から,ひねったような,無理やりやるような,簡単にいかないという意味のものが多い。柿をもぐのも,長く重い「もじき」をふらふらと抱え,高いところの柿をねらって竹の切れ目を差し込み,固い枝をひねり,落とさないようにかつ家の屋根に当たらないように注意しながら下ろすというなかなか技術のいる作業。「じ」の響きが必要ですよ!

さて…この2枚のカードは,昨年秋にリクエストがあって作った葉っぱのリースとそれを春用にアレンジしたもの。右側の春用は,窓をべラム紙にしてすりガラス風で,壁もスタンプ(新製品)にしてみました。飾りを変えれば,同じ型でいろいろなもの(イースターやハロウィン)ができますね。リースの輪の中には,Thanksなどの言葉をスタンプしています。