土曜学校の1年生の国語の時間。この時間から新しい教材(物語文)に入ることを知らせると,数名の子どもがものすごい速さでページをめくり始めました。すぐに「13ページもある!」と驚きの声が上がりました。それに連鎖して「長すぎる!」と口々に不満の声が聞こえます。家庭で音読をするのが苦痛だということでしょう。保護者の方には,長い教材はすべて一度に読ませなくてもよいとお知らせしてはいたのですが…。
それにしても,話の内容を知る前からマイナスの気分とは実に残念なことです…。
「長いお話の方が,話が次々に変わっていって(展開)どんどん楽しくなるからおもしろいんだよ」と話しました。薄っぺらいのと分厚い漫画本では,子どもがどちらを選ぶかははっきりしています。おもしろい話をする人の公演は,3時間でもあっという間です。
間違っても,「残念だね,13ページもあって!」と茶化したり,「仕方ない,きついけどがんばって」と同調しつつも他人ごとにしたり,「これからもっと長くなってくるのに,今からそんなことでどうする」と叱責したりしてはいけません。
その翌週は,「先生,話が長いからおもしろいね!」という声が上がり,図書コーナーで長めの本を選んだという子もいました。こうやって,子どもたちはお互いにいい影響を与え,読書が好きになります。読書をしないことには,文章も書けるようにはなりません。
大人の言葉によって子どもは大きく影響を受け,簡単に勉強嫌いになります。「勉強はきついね」や「宿題は嫌なもの」,「漢字は難しい」等の言葉かけで,悪いイメージを刷り込まれてしまい,大人(親や教師)の意見が自分の考えになってしまいます。
プラスの面をたくさん話してやり,心の奥を掘り起こす言葉かけが必要なのです。
それにしても,話の内容を知る前からマイナスの気分とは実に残念なことです…。
「長いお話の方が,話が次々に変わっていって(展開)どんどん楽しくなるからおもしろいんだよ」と話しました。薄っぺらいのと分厚い漫画本では,子どもがどちらを選ぶかははっきりしています。おもしろい話をする人の公演は,3時間でもあっという間です。
間違っても,「残念だね,13ページもあって!」と茶化したり,「仕方ない,きついけどがんばって」と同調しつつも他人ごとにしたり,「これからもっと長くなってくるのに,今からそんなことでどうする」と叱責したりしてはいけません。
その翌週は,「先生,話が長いからおもしろいね!」という声が上がり,図書コーナーで長めの本を選んだという子もいました。こうやって,子どもたちはお互いにいい影響を与え,読書が好きになります。読書をしないことには,文章も書けるようにはなりません。
大人の言葉によって子どもは大きく影響を受け,簡単に勉強嫌いになります。「勉強はきついね」や「宿題は嫌なもの」,「漢字は難しい」等の言葉かけで,悪いイメージを刷り込まれてしまい,大人(親や教師)の意見が自分の考えになってしまいます。
プラスの面をたくさん話してやり,心の奥を掘り起こす言葉かけが必要なのです。