「折り紙とぺーパークラフト」…折り紙は日本生まれの15cm四方の紙が基本。一方,ペーパークラフトは,アメリカ生まれでレターサイズ(8.5×11インチ)または12インチ四方の紙が基本。要は,どちらも紙工作です。

子どもの頃は折り紙が特に好きというわけではありませんでしたが,大人になってからその魅力に出会いました。

日本で小学校教員をしていた頃,同僚だった保健の先生が月に一回折り紙のクラスを開いて下さいました。コミュニティセンターの一室で,夕方7時から10時までひたすらみんなで折る。折り紙全国大会なる大イベントで仕入れてきて下さった作品を,本当にたくさん教えて頂きました。折り紙のだいご味は,15cm四方の一色の紙をハサミを入れずにのりを使わずにできた時でしょう。しかも,千代紙ではなく単色の紙1枚で。

そのよさは,ペーパークラフトでも然り。基本の12インチ四方またはレターサイズの2種類の大きさをできるだけ生かす。ある程度の規制の中で工夫してやるのが,またよいのです!柄(パターン)なしの無地の紙(カードストック)で色を合わせるのが楽しいと思っています。

渡米して出会ったペーパークラフト。2013年9月に開始したクラスですが,折り紙&ペーパークラフトを融合させたオリジナルの作品を作りたい…そう思っていくつかデザインしてきました。3か月間のコースで,日本人ではない親子3名に折り紙を教えていたこともあります。折り紙は,日本人ではない生徒さんに高い人気があり,書店にもORIGAMIの本がずらり。アメリカに住む日本人が作ってあげるギフトとして,折り紙のエッセンスを加えたペーパークラフトは間違いなく喜ばれますよ。

そういえば,15年前に出張でアメリカに来た時の私のあだ名は,Paper Ladyでした。紙女…(笑)。

これから,折り紙の作品も少しずつ紹介していきますね!