とっても知りたかったココアの気持ち、いろいろわかりました。
まずは、過去のトラウマについて。
音を異様に怖がったり(特にトタンを叩いたようなバン!という音や
ペットボトルをつぶす時のようなバキバキいう音)、
お尻や後足を触られるのを嫌がって噛むふりをしたりするので
過去にいじめられたから?と思っていました。
例えば、大きな音で脅かされていたとか、
後足やお尻を叩かれたとか・・・?
( 緑はコミュニケーターさん 青はココア )
「ねぇ、ココアさ、音を怖がるんだってね。」
「みんなそうじゃないの?」
「どうしてかな?」
「わかんないよ。でも危険な音とそうじゃない音はわかるよ。」
「そう。じゃあ、それを聞きわけるために敏感なのかな? 」
「そうかな。」
「おしりとか脚とかさわると嫌がるのはどうして?って。」
「だって敏感なんだ。」
(トリミングの時に、嫌なのに、それでもむりにやられる。
それがますます嫌になる。そういうことに感じました。)
「そっか、でも必要なことだからね。」
「うん。しょうがないな。頑張るよ。」
うーん、元々の性格なのかな?トラウマが理由ではなさそうです。
ちょっと安心しました。
お次はそのものズバリ
「今まででつらかったことは?」
(ケージの中を感じました。 ケージというか、
ステンレス?の感じの冷たい感じというか。)
前の飼い主のところでは、やっぱり閉じ込められっぱなしだったのかな?
汚れた場所ではなかったのか、清潔感についても聞いてみましたが
特に不潔とも清潔とも感じなかったそうです。
時期は特にわからず、ぱっとイメージを感じただけのようで、
ココアは具体的に言葉で表現しなかったようです。
そして、我が家での生活をどう感じているのか?
かなりドキドキ。すごいダメ出しくらったりして

「おうちの生活はどう? 」
「いいよ。快適だよ。安心する。」
はぁ~、よかった~・・・
言葉はすごくシンプルだけど、なんて嬉しい表現なのかしら。
ココアには何よりも、安心して毎日を過ごしてほしいと願っていました。
こう思ってくれていたことは本当にうれしいです

そして、こちらもかなりのドキドキもの。
保護ワンコの一時預かりをしていることをどう思っているんだろうか?
ストレスになるからもうやめて欲しいとか言われたらどうしよう

「おうちにはいろんな子が来るんだってね。」
「うん。」
「そのことをどう思ってるの?」
(察することができるみたい。その子がどんな子かわかるみたい。
それで、見守ることができるというか・・・
頭がいいんだな。と思いました)
「ココア父母さんがそういうことをしてるのはわかってるの?」
「うん、みんな役割があるんだよ。
だからぼくもお手伝いしなくっちゃ。」
「ね、ココアはどうしてこのおうちにきたの?」
「助けるためだよ。(ココア父母さんを。ワンちゃんを)」
「そう。」
「おうちにいる間、いろんなお話をするんだ。」
(「こうやって暮らすんだよ」みたいなことと、
その子の傷みたいなものをココアが感じ取っているということ。です。
その子によって見守ったり、導いたりしているように感じました。
きっと言葉で会話している。というのとは違うものだと思います。)
なんてことーーー!!!
わかっていてくれたんだ!それだけじゃなくって、
自分の役目として色々教えてくれていたなんて!
預かりワンコ達とは当たらず障らずに見えたけど、
ちゃんと先生をしてくれていたなんて!感動です!!
ココアのこと、全然わかってなくてごめん

預かりワンコ達のこと、わかってくれて、助けてくれて本当にありがとう

「ココア父母さんがね、ココアがいてくれて幸せだって。
一生大切にするからね。って。」
「うれしいよ。ぼく、役に立つからね。 これからもよろしくね。」
以上、抜粋と、感想の一部でした。