

2009年の夏頃にワンコとの生活を始めるべく、犬活(?)を始めました。
夫婦ともに、それぞれの実家で犬との生活を経験していました。
でも、メインのお世話は母親がしていたし、基本は外飼いだったので
責任を持って室内犬と生活するのは初めての経験です。
犬活のターゲットはもちろん、保護犬

とはいえ私はその時、恥ずかしながらペット産業の裏側や
遺棄されるペットの多さ等の現実をよくわかっていませんでした。
実家で飼っていた犬達は、拾ってきたり、動物病院から譲り受けたり。
単に、犬を家族に迎える手段は『 買う 』ではなく『 もらう 』だと思っていて
背景にある原因を深く考えてはいませんでした。
一方の夫は、ペット産業の裏側などについて普段から憂慮していて、
『 家族に迎えるのはゼッタイに保護犬! 』という考えでした。
いつ里サイトをチェックしたり、譲渡会に足を運んでみたり。
最初は子犬や若い犬ばかりに目が行きました。
せっかく迎えるなら、長く一緒に過ごしたいという思いからでした。
でも、色々な犬のプロフィールを読んでいるうちに、思いました。
成犬は、性格が落ち着いていたり、場合によっては躾ができていたり、
良い面がたくさんありそうだな~って。
子犬はもちろんカワイイけれど、手がかかるのは間違いないし、
1から躾ける自信がなかった、というのも正直なところです。ハイ

でもでも、そんな色々な思惑なんか全部吹っ飛ばすような
素敵な出会いが訪れました


仮名は「 コメット 」。4年前のココアです。
あぁ、なんてかわいいんだろぉか


(かるころさんのブログ写真をお借りしました)
実は、ココアの前に1頭のワンコさんとお見合いをしたんです。
ココアと同じALMA(当時はcatnap)の保護犬でした。
結果、そのワンコは他のご希望者さまの元へ。
正直がっかりしましたが、担当のケイトさんから受けた理由説明は
納得のいく内容でした。そしてALMAは信頼できる団体だと感じました。
そんなことの後だったので、ALMAの保護犬を頻繁にチェックしていました。
ココアを見つけて早速連絡したら、何と担当はケイトさん!
スムースにお見合いにこぎつけることができました。
お見合いの時、ココアは夫にすごくなついていたように見えました。(下線部重要。)
座って話をしている間、預かり母のかるころさんにリードをひかれつつも、
テーブルの下をくぐって夫の膝にぴょんぴょん飛びついて甘えていました。
一目ぼれした上に、そんな姿を見てしまったらもうイチコロです

是非トライアルをお願いします!と申し入れて、必要なものを色々準備して、
ワクワクドキドキでココアを待ちました。
そして、2010年2月7日、電車が運休になるほどの強風の中、
ケイトさんとかるころさんに連れられて、ココアが我が家に来てくれました。
「 ココア・波乱のトライアル 」 に続く