季節ものは期間が決まっているのでそれを逃すわけにはいかない。

今は紫陽花の季節。

紫陽花のお寺は各地にありますが、先日行けなかった奈良の矢田寺に行ってきました。

ある程度は覚悟していたけれど思っていたより凄い坂と階段。

DSC01542

DSC01543
これは年配の人は大変だわ。

DSC01544
やっと見えた本堂さんはまだ奥。
本当に山肌にあるお寺。

DSC01541

DSC01554
たくさんの紫陽花が出迎えてくれます。
これで疲れも少しは癒されました。


DSC01563
DSC01584

このお寺には約60種、10,000株のあじさいが植えられているそうです。

今年は雨が少なくて気温が暑かったために紫陽花の花も焼けてしまったと仰られてました。

でもそれでも見事な紫陽花。

DSC01600
 
 お地蔵さまも紫陽花に囲まれてます(^o^)

紫陽花と言えばかたつむり・・・

 
 
紫陽花ではないですが平家物語の冒頭に出てくる「娑羅双樹の花」がこれです。

 
 ちょっと上手く撮れませんでしたが私は初めて見たと思います。

なぜ平家物語にわざわざこの花が出てきたのか、もっとメジャーな花でも良かったのではとか、
昔は結構普通に咲いていたのかとか、ちょっといろいろ考えちゃいましたね。


さて、紫陽花の話に戻りますよ。

山の方までずっと紫陽花が続いていて、この先は巡拝のコースになっているのですが
ちょっと時間がなくて・・・いや、歩く自信がなくて歩きませんでした。


DSC01570
4.5kmあるらしいのです。でも見晴らし台があってそこからみる奈良盆地の景色はとても綺麗だとか。

うーん、またの機会ですね。

だってここまで登ってくるだけでも結構体力を使いましたから。


DSC01598

なんだか金平糖をちりばめたようないろんな色。

こんな紫陽花もありましたよ。


DSC01609

丸くない!

これも!


DSC01612
「富士の滝」っていう品種。

滝のように流れがありますね。


DSC01615
「三河ちどり」
モサモサってしているのが特徴かな。

とにかくたくさんの紫陽花に囲まれて、最後は「南僧坊」という宿坊にて精進料理を頂きました。

 
お庭を見ながら、とってもゆったりした贅沢な時間。

最後にはお抹茶と紫陽花の和菓子も。

 
涼やかなお上品な和菓子。

ごちそうさまでした(^^)/