雑誌プレジデントにてとても興味深く考えさせられる記事を見つけた。

 

「保護者の年収が高い世帯ほど子どもの学力が高い」

東京都江戸川区で福祉事務所のケースワーカーを中心とした区職員の有志が無料で週2回、中学3年生に勉強を教える「江戸川中3勉強会」

「江戸川中3勉強会」に参加している中学3年生の成績は5段階評価でオール2前後の子が多く、不登校の子もいる。

掛け算の99やアルファベットも書けないような子も毎年数人おり、自分の住所が漢字で書けない子やカタカナが読めない子もいるという。

これらの生徒たちの家庭環境、そして親たちはどうか。

「母子家庭、父子家庭といったひとり親世帯の子が多く、親や兄弟が高校に進学していないか卒業していない、また非正規雇用やフリーターとして生計を成り立たせている親が多いために子どもと向き合う時間もなく、子どもは高校進学に意味を見出せなくなっています」

生徒たちの親はおおむね中卒か高校中退であり、子は勉強どころではなく高校進学を考える余裕すらない家庭環境に置かれている。

「経済的に余裕がないからか、学校に対するいい思い出がないからなのか、単に無自覚なのか、家事もやらず子を勉強に向かわせる気がない親が少なくないですね。

また、離婚をしたことで精神疾患を抱えている母親もいる。

家庭を訪問すると、部屋が片付けられていなかったり、流しが洗い物でいっぱい、という家庭もあれば、机がなく万年床の上だけが自分のスペースという子もいます。

明日が子どもにとって大切な期末テストや中間テストだというのに、自分の買い物に平気で付き合わせる母親までいます」

 

全文ではありませんが、私が思うには親の年収はそれほど関係ないと思う。

ただ親の自覚のなさが子供を犠牲にしているとしか思えない。

東京の江戸川区がどのような環境の町なのか関西人の私にはさっぱりわかりませんが

九九ができない、カタカナが書けない子がいるというのはかなりのショックを受けました。

そのまま大人になるのか、子供自身も自覚をして勉強に励んで大人になるのかは

その子次第ですがもしそのまま大人になった子が親になった時がとても怖いと思った。

ちょっと衝撃的な記事でしたので、たまにはまじめな事を書いてみました。