『こと』備忘録① | 牧野美千子 築地ピンク女将日記

牧野美千子 築地ピンク女将日記

日々の出来事をフワッと(^^)
変化していく築地の様子とか
もちろん特撮 戦隊愛も


舞台『こと』の稽古始まってから
本番終わるまでの
自分で撮った写真や
いただいた写真
SNSにアップされてる写真を見ながら
遠くを見つめてる牧野です。


と言っても


溜め込んだ仕事や
舞台後に回した仕事、用事も多く
遠くを見つめてる時間は
5秒くらいですけど(笑)

んで、
舞台初日には
俳優  渡辺いっけいさんが。。。

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良かった、、と言っていただきました。
舞台の感想として

『たっぷり間合いを取る芝居は
若い人はビックリしたんじゃないかな?』

そうですね。
セリフ一言一言をしっかりと
たっぷり間をとって
その間合いに入れたくなるアドリブも
原則禁止でしたもん。

なので、、
例えば
最初の方のシーン

ことさんが2人の子供たちを抱えて
泣くのを
ハル(わたし)が励ますシーン。

最初私は
子供抱えて泣いてることさんに
話しかけてました。
すると、演出の中野さんが
『しっかりと泣かせてあげてください。
泣き切ってすーっと落ちたところでセリフ』

3人は舞台向かって右に。
わたしは真ん中に。
最初は泣いてることさんを見つめる長い時間
真ん中で棒立ちになりながら
シーンとなったところでセリフを話すことが
怖かったのです。
無駄に動いてみたり、、とか。


でも、だんだん
ハルさんの気持ちがわかってきて
そしたら、ほんとに話しかけられなくなった
自然に振る舞えるようになった(個人の感想です)
と、共に、セリフが立つ。。

実際の人間は
話してることより
間合いで表現して生きてるのかも、、
と思ったり。

逆に、しっかり間合いをとれる芝居が
心地良くなってきました。

まぁ、音楽も効果音も無い
シーンとした間合いは
まだ、怖い気持ちもあるけど

気持ちよかった〜〜爆笑爆笑爆笑