お疲れ様です。
お疲れ様です、わたし。
2017年にシーズン1がリリースされたNetflix独占配信『Dark』(ドイツのドラマです)
2017年に見初めまして、シーズン3がリリースされたのが2020年。
何度も寝落ちを繰り返し、完結できていなかったのですが、
この3連休、ふと旅猿的な感じで一気見してやる!と決意しまして。
とうとう完走しました!
完結したよ~おめでとう!
シーズン1に関しては、過去5回以上見ており、
シーズン2も2、3回は見ていたので、なんかかんだで自分めちゃくちゃ理解してるなあなんて感心しながら、シーズン3まで一気見しました。
見事に3連休のまるっと2日間を全て費やしましたね。
本当に頭を使いました。
ああ。。。。疲れた。。。
でもシーズン3まで見終えて、本当にいいドラマを観たと言い切れます。
超絶大作。ラストは理解できたけど、途中途中はまだ落ちてない。
『Dark』はドイツのタイトル通り、めちゃくちゃダークなSFドラマです。
元々サスペンスは好きなんですけど、正直SFは全く興味が無く。
このドラマに関しては、サスペンススタートのSF展開ということで、
なんとなく見始めた2017年。
スロースタートなんですけど、まじで重厚な面白さがありまして、
結果すっかり世界観含め、このドラマにはまってしまいました。
音楽も映像も俳優さんたちの演技も最高レベル。
複雑に複雑を極めたドラマ『Dark』
時間があって複雑なことを考えたい方、
見終えた後に何かしらの価値観を変えたい方、にお勧めなドラマです。
舞台は2019年のドイツ、
原発で生計を立てる小さな町、ウィンデン。
大きな森の茂る田舎町で、一見平穏な感じがするのですが、
実は最近高校生エリックの失踪事件がありました。
失踪なのか、家出なのかよくわかっていないんですけど、
この町では33年前の1986年にも子どもがいなくなる未解決事件が発生していて、
住人たちはやんごとない感じなんですよね。
今回のエリック失踪も、全く手がかりもなく、時間ばかりが過ぎていきました。
そんなある日に、同じ高校に通うヨナスのお父さんが自殺します。
ヨナスの父ミハエルはおとなしい性格の画家だったんですけど、
何の予兆も無く自殺をしてしまいました。
ヨナスはその理由が全く分からず、ずっとモヤモヤしていて、
PTSDから悪夢を見るようになるのです。
そんなこんなでヨナスはしばらく学校にも行けなかったんですけど。
ようやく少し良くなって、学校に行けるようになり。
以前の友達とも遊ぶようになりました。
そして、ある日、失踪してしまったエリックが、実は薬の売人をやっていたことを知っていた、
ヨナスを始めとする、友達のマグヌス、その妹のマルタ、友達のバルトシュで、
隠し場所の洞窟に薬を探しに行く約束をします。
決行は、エリック失踪のために、PTA会議が行われる日の夜。
その日は雨の降る嵐の夜でした。
マグヌス&マルタは弟のミッケルを置いてこられなかったので、
幼い弟を一緒に洞窟に連れてきてしまいます。
洞窟に着くと、クラスメイトのフランツィスカが先に来ていました。
彼女もエリックの薬の隠し場所を知っていて、探しにきていたのでした。
薬を巡って争い合う子どもたち。
すると突然、洞窟の中から大きな音がして、懐中電灯が点滅をし始めました。
町中の電気も点滅し始めたのです。
驚いた子どもたちは、洞窟から逃げていきます。
逃げ切った矢先に、ミッケルを見失うのでした。
必死にミッケルを探すマグヌス達。
しかし残念なことにミッケルを見つけることはできませんでした。
エリックに続き、ミッケルが失踪してしまったウィンデン。
今回はさすがに家出ではないことが分かっており、
警察が躍起になって探し出します。
何よりも、ミッケルの父親ウルリッヒが、警察官だったので。
ここら辺まではサスペンス色が強かったのですが、
ここから急激な展開を見せていきます。
第3話あたりですかね、
いなくなったミッケルの話がスタートします。
ネタバレをしないことを前提のブログなので、
詳細は書きませんが、ここからがこのドラマの本当の意味での始まりですかね。
SFのスタートです。
ここから、・・・・え?!どういうこと?!
・・・・まじかよ!そういうことかよ!!
・・・・で?!どういうこと?!
を永遠に繰り返していく作業がスタートします。
一言でSFと言っても、色んな種類があると思うのですが、
『Dark』に関しては、タイムトラベルものです。
これはもう周知の事実なので、ネタバレではないかな・・・。
まあでも私は知らずに見始めたので、超絶ビックリしつつも、そのおかげで更に楽しめた感はあります。
これまでタイムトラベルも含めてそこまで超好きではなかった私が、
めちゃくちゃはまった作品なので、苦手だった方にもおすすめです。
本当にクオリティが高い。
一つの町をベースに、
シーズン1は「2019年」「1986年」「1953年」の3つの時代を、
シーズン2は「2053年」「2020年」「1987年」「1954年」「1921年」の5つの時代を行き来します。
まじで頭が混乱しまくりまして、超秀才でもなければ、初見では理解できないんじゃないでしょうか。
でもこのドラマのすごいところが、理解を少しでも助けてくれるような配役です。
2019年がベースとなりつつ、
まずは1986年に飛ぶところから始まるのですが、33年前なので。
同じ人物の幼少時代が出てくるわけです。
2019年に45歳ぐらいだった人たちが、12歳ぐらいだったころですね。
普通だと、この人がこの役か、っていう神経衰弱みたいなことって、
中々できないと思うんですよ。
名札とかでもつけてくれない限りは。
でもこのドラマ、マジでそこがすごくて。
びっくりするぐらいそっくりなキャストを使っています。
一目で誰だかわかるよ。
正直、自分たちの子供を使ってるんだろうと思って検索とかしてみたのですが、
全く別の俳優・子役を起用していました。
まじですごい。
シーズン1だけを見ると、なんて複雑なドラマなんだって思うんですけど。
シーズン3まで見終わると、シーズン1って、めちゃくっちゃシンプルで分かりやすかったなって思う不思議さよ。
色んな事がぐちゃぐちゃになりそうになりながらも、
そして、ありえないーーーってなるギリギリ下のラインを保ちながらも、
最後まで気になって絶対に見終えたいという気持ちが沸く、すんばらしい内容のドラマです。
正直シーズン2を見終えた段階で、
これ、もはや完結の仕方がないんじゃないかと思ったのですが、
シーズン3できれいにまとめてくれたというか、
このラストがちゃんと用意されていたんですねっていうね。
ただでさえ、時代がもうどこの話をしているのかぐちゃぐちゃになるのに、
更にその枠を超えてきちゃったりで、本当に離脱ギリギリでしたが、
こんな私でもちゃんと見終えることができましたので、
ドラマ好きな人なら大丈夫かと思います。
SFとサスペンスと哲学の組み合わさったドラマで、
なんかよく分からないけど、ドイツっていう感じでした。
ネタバレできないとなると、何も書けません。
興味が沸いた方は是非見てみて下さい!
超難しいです!w
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
Dank.