【映画感想】『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(82点) | とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

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たくさん映画やドラマを観ているので、感想をまとめておきます
ネタバレしない内容になっています

Good morning!!

Welcome December!!

12月です。

今日から私、禁酒します。

美味しくお酒を飲むにも、健康な体ありきだって。

本当に身をもって実感。

胃を壊しても、お腹を壊しても。

お酒は楽しく飲みたいし、誘ってくれた人を前に飲まないなんて失礼だし。

そんな一見真面目そうな理由で飲み続けましたが。

もう限界。

早く健康体に戻して、また美味しくお酒を飲めばいい。

飲めばいいんだ。

 

そもそもなんで胃を壊したかというと、

単純な暴飲暴食と、あとは若干の悩みですかね。

こう見えて、私も色々悩むんです。

これまでの人生で、あの頃に戻りたい的なものって、あまりなかったんですけど。

あの頃っていうか、その、昔の自分に戻りたいわけでなく、

もう1回大学生やりたい的な、そういう感情は全くなかったんですけど。

最近は切実に。

超切実に。

27歳ぐらいに戻りたい。

 

運よく童顔に産んでもらったので、

あと1か月で34歳になるんですけど、

34歳には見えないかな・・・とは思いますが。

やっぱり見た目をいくらごまかしたとしても、実際の年齢は変えられない。

あーーーーーーーーーーー若返りたいーーーーーーーーーー。

そう、こんなくっだらない悩みで胃を壊しました。

ミアネ。

 

今日は少し昔の話をします。

私は高校3年生の頃、結構映画が好きで。

マイナーな映画館に通って、色んな映画を観ていました。

その頃の夢は、映画監督になること。

割と大人な年齢なのに、結構BIGなDreamを持っていたわけです。

 

当時同じ塾に通っていた、もっと本格的に映画監督になりたいと言っていた友人は、

きちんと夢を形にしているので、本当に彼はすごいと思う。

一方の私は、いまだに映画を観ては、ただただあーだこーだ言っている毎日。

 

でもいいんです。

今日はそんな話じゃないんです。

 

その当時、ウォンカーウェイにはまりまして。

特に『ブエノスアイレス』が好きだった。

トニーレオンとレスリーチャンね。

私は特にレスリーチャンが好きだったので。

大好きなウォンカーウェイ×レスリーチャンっていう最高の組み合わせで。

若いながらに必死にこの映画を好きになった思い出があります。

いや、当時から好きだったんですよ。

ちゃんと。

でも、本当にちゃんとあの芸術的映画を理解していたのか謎。

 

と、いうのが。

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

この映画を今朝観たんです。私。

ウォンカーウェイ好きだったけど、

大学に入って、ダンスにはまって、

映画どころじゃなくなって。

すっかりその熱が冷めて観ていなかったのですが。

今朝観て気づきましたね。

わたし、ウォンカーウェイ好きだわ。

 

正直、この映画を他人に全身全霊で面白いよ!って勧められるもんじゃないんですけど。

あと、たまにスローでとる撮影方法とかあんまり好きじゃないんですけど。

全体的な雰囲気。

これが好きだ。

 

で、この感性をですね。

高校生の時から持ち合わせていたのだろうかって思うと、

本当に疑問。

あんなに未熟者で、(今も未熟ですけど)

子どもだった私に何が理解できたんでしょうね。

よくわかんないわ。自分で自分が。

 

ただ、あの当時ウォンカーウェイを好きだったから、

またウォンカーウェイに出会えた。

当時の自分、いいよ。

あなたの感性。

 

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は、

恋人に浮気をされた現場を目撃したエリザベスが、

カフェで知り合ったジェレミーと出会いつつも、

NYから遠く離れた土地にいって、色々な人に出会い、

色々な人生に触れて、

NYを離れて300日目にですね、

再びジェレミーの元に戻ってくるお話です。

 

主演のノラジョーンズが可愛いですね。

彼女の曲は過去うちの会社の最上階のカフェでよくかかっていて。

すごい癒されていたのですが。

そういや音楽最近流れてないな。カフェ。なんでだろう。

 

それはさておき。

初めて彼女の演技をみましたが。

チャーミングで、自然体でとてもいいです。

その他にもジュードロウやナタリーポートマンも出ていたりして。

ウォンカーウェイの人気が伺えますよね。

 

エリザベスが色々な街で、

色々な愛を失った人たちに出会って、

人間力を高めていくってな感じなんですけど。

ナタリーポートマンがとてもいいです。

とてもかっこいい女です。

まずもって見た目が綺麗でかっこいいんですけど。

彼女はカジノでポーカーやってる、ベガスで生きてる強いすけっからし女の役なんですけど。

なんですかね、

もう生きている世界が違い過ぎて、彼女をうまく表現できないんですけど。

わがままで自分勝手で、結構めちゃくちゃな人なんですけど。

でもなんかかっこいいんですよね。

 

他人は自分を映し出す鏡。

っていうフレーズがこの映画に出てくるんですけど。

昨日飲んだ荒木が言ってました。

人間は鏡を見ても、鏡は反対に映っているいるから、

本当の自分が見えているとは言えないんだって。

なるほど。

本当にそうですよね。

だから我々は気にするわけです。

自分が他人からどう思われているかとか、

他人が自身に向ける感情で、自分がどんなやつか。

いいやつか、悪いやつか、

悟るわけです。

もちろん他人は所詮他人なので。

自分のすべてを知っての評価ではないんでしょうけど。

だから、本当の自分は自分にしかわからないけど。

でも、自分でさえ、本当の自分を見ることはできない。

 

私って意外と哲学者なんです。

どうてもいいことや、答えの出ないことを悶々と考えて、

ただただ考えて、胃を壊しちゃったりする奴なんです。

そんな私にはウォンカーウェイみたいな、

余白たっぷり、なんとなく、雰囲気で察しろ的な映画が合うんだと思います。

 

土曜日朝から癒されたなあ。

 

・・・・。

二日酔いと胃痛でもう限界。

明日は祖父の法事なので、今日完全復活しないと、母親に怒られる。

体にいいもの摂取して、とにかく休んで、復活します。

 

では、また明日。

 

今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

今年もあとわずか。

よい休日をお過ごしください。

 

Thank you very much.Have a nice weekend!!