おはようございます。
今週の寒さ、やばくないですか?
いよいよ本格的な冬が到来しましたね。
そんな中、私は最近お酒を飲み過ぎています。
ボジョレー解禁に合わせて、唯一苦手だった赤ワインもはや好きになり。
向かうところ敵なし。
帰路の心配もないため、結構な酒量を摂取しております。
土日が休肝日って感じですかね。
土日は料理して、家でビールちょっと飲むか飲まないか程度。
今はそこまでお金が無いので、この程度ですけど。
お金持ちになったら、永遠と飲んでいるかもしれない。
さて、今日は『チョコレートドーナツ』です。
この映画は2年前ぐらいに観たのですが、
最近になって気づいたことがあります。
この主演のアランカミングが、私の大好きなドラマ『グッドワイフ』のイーライ役の人なんですよね。
この映画ではゲイのショーシンガーの役を演じていて、
グッドワイフでは敏腕選挙コンサルタントを演じている。
まさにカメレオン俳優。
グッドワイフをシーズン4まで観て気づきましたからね。
・・・
この人、見たことあるな。わたし。
ってな感じで。
『チョコレートドーナツ』は実話です。
アランカミング演じるルディはゲイのショーシンガー。
あるアパートに住んでいるんですけど。
隣に住んでいる母子の存在に気づくんです。
この母親は恋人が家に来ると、息子であるマルコを家の外に出すんですよね。
マルコは恋人が帰るまで待ちぼうけ。
このマルコはダウン症なのですが、
待っている間に街を徘徊していたりします。
ある日、母親が恋人と一緒に警察に捕まるんです。
そして、マルコは施設に預けられる。
以前より、マルコが家の外に出されていた時に面倒をみていたルディは、
マルコを養子として引き取りたいと決意。
世間的にはゲイであることを隠しているゲイの恋人、検事のポールと一緒に、
マルコを養子にすべく世間の偏見や差別、制度と戦っていくお話です。
全く予習なく観たので、まさかこんな社会派の映画だとは思わなかった。
正直、ハートフルなヒューマン映画で、チョコレートドーナツみんなで食べて、笑顔でにんまりみたいな映画だと思ってました。
が、全く違う。
マルコの笑顔に何度も救われますが。
しかしながら、とても悲しいお話です。
今と異なり、ゲイに対する差別・偏見が本当にひどい。
有りえないぐらい人間性の否定をされるんですよね。
この映画を観て頂ければわかると思うのですが、
ルディは正義ですよ。
愛情深く、隣人を助ける。
血のつながりが無くとも、マルコを大切に面倒をみる。
彼ほどの正義を、ギルティとする偏見。
観ていてとてもとてもやるせない気持ちになる。
映画の世界だけの話ならいいんです。
現実の話ですからね。
つらい。
ただ、こういう映画は観ておかないといけないと思うんです。
先人たちがいかにして、権利を勝ち取ってきたか。
先人たちが、どのような理不尽な歴史を乗り越えて、今があるか。
自身が歴史をたどると、迫害していた側になるかもしれない。
はたまた、迫害されていた側になるかもしれない。
どちらにせよ、歴史はもう変わらない。
きちんと学ぶことが大切ですね。
歴史的文献は、偏った立場から描かれたものも多いので。
そこは静観して判断しないといけませんが。
先人たちの数々の犠牲を無駄にしないためにも。
歴史を学んで、活かすことが我々の使命ですよね。
使命。
話を映画に戻しますが。
『チョコレートドーナツ』を観ていると、
前半はとても救われます。
ルディのように、優しくていい人っているんだなっていうのと、
健気に生きているマルコの笑顔に、本当に心洗われるんです。
後半はやるせない。
ただただやるせない。
涙無くして観れない映画ですが。
とても綺麗な話でもあるので、お勧めです。
泣いてもよい日に観てください。
アランカミングの熱演も圧巻です。
演技のレベル超えてますね。彼。
最後になりますが、今わたしは、『星から来たあなた』というドラマに劇はまり中です。
2013年かな?韓国で大人気になったドラマです。
納得の内容。
素晴らしい。
今週末には観終えるので、レビューをお待ちください。
今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
寒いけど、1日頑張りましょう!!
Thank you very much.Have a nice day!!