Aloha🌺
ハワイ大好き過ぎて
家族で移住した
在住14年目のHitomiです
先日、ハワイに大邸宅シャングリラ
を建築した
大富豪ドリスデュークの邸宅訪問を
させていただいて続き
いやー!なかなか終わらない。
でもそのくらい見どころのある美術館でした
私もずっと訪問してみたかったのですが
中々、伺うことができていなくて
今回は、貸切で日本語のキュレーターさん
までついてご案内いただき
よい機会をいただくことができました
ブログを通して皆様に
お伝えできてとても嬉しいです。
(ながーくなっているので
どうぞご興味のある方ご覧くださいね♡)
以前の記事はこちら💁♀️
①シャングリラとは
https://ameblo.jp/cocoa-toy-p/entry-12901296801.html
②大富豪ドリスデュークとは
https://ameblo.jp/cocoa-toy-p/entry-12901516529.html
さて、ダイアモンドヘッドを
望む、噴水⛲️庭園、
素晴らしい細工のエントランスホール
に続き、客間を案内いただきました
客間①
シリアの家から移設したお部屋だそうです
200年前に
作られた壁は荘厳かつどこか落ちつく
色目とテキスタイル
ダイヤモンドヘッドの噴水庭園を見ながら
ちょっと難しい話や
交渉をする時などにピッタリ
壁の色や、目的や
実家と似ているところを感じて
とても懐かしいような気持ちになる
お部屋でした。
私の実家にも
玄関横すぐに、第一応接間があり
お仕事の話をする時や
家族イベントの時の
写真撮影の時に使用しています
暖炉があるので
暖炉のお部屋と言います
ちゃーちゃんとみみちゃん
成人式
ドリスの客間には
まるで及びませんが
お玄関にあると
とても便利なお部屋なことは確か!
完全にプライベートとは
別の空間にある場所で
お客様と対応可能です
子どもの頃は、この和洋折衷で
難しい話をするこの部屋が
あまり好きではなかったけれど
今は、このお部屋の必要性を
感じています
こちらの壁は
アジャニスタイルという
にかわを練り重ねる艶をだしたものだそうです
(我が家の壁は無垢板とシリアン風の壁紙!🤭笑)
いやー!本物は迫力が違います!
3Dの部部は粘土を塗り重ねて作ってる
200年前の工法で
現在、作れる職人さんがおらず
修復にも大変だったそうです
照明はトルコのもの
細かい細工が素晴らしい逸品です
こちらには
銀細工でできた
霊廟の蓋が展示してありました
こちらには
コーランが刻まれるており
大変貴重かつ
宗教的にみても重要なものだそうで
大切に保管されているとのことでした
シリアンルーム
エントランス向かって左側は
改装されたお部屋
シリアンルームは
来客にホットひと息おやすみいただく
シッティングルームの様相です
中央の泉は
19世紀のシリア、ダマスカスで作られたたものを
移設したという事です
今もなお、水をたたえて
癒しを届けてくれました
皆さま
ホット一休み♡
エントランスホールからみると
下がったレベルにあるお部屋で
良く音が響きそうな構造になっていました
音楽もこよなく愛していたドリス
来客の際、ここで何らかの音楽を奏でたとした
エントランスホールにも響きわたり
それは心地のよい空間を演出できたのではないかしら?
などと、勝手に想像してしまいました。
実家にも
音楽ルームあるんですよ!
こんな素晴らしいものではありませんが
友人が集まってカラオケしたり
お食事したり
実家の音楽ルーム
ピアノのお部屋
(第二応接間)
と呼んでいます
左 妹
右 わたし!笑
わたしも日本のお家に
音楽ルーム作りたいんです(防音)
アパレルで倉庫に使っていたお部屋があって
今は卓球台と、自転車、
ルームランナー置き場になっているのです。
とほほ🥲
(わたしの自宅🏠改装が必要ですね!)
と、話は戻りまして
ここから先は
ドリス邸の
オーシャンフロントに続くお庭横の
庭園回廊へと続きます
回廊
客間を抜けると
次のお部屋に行くには
大きな回廊を渡ることになります
また、イスラムの建築は中庭を中心にして
建設されるそうで
家の中と庭は同じと考えるイスラム建築を
再現しています。
柱はイスファーファンのアリカプ宮殿を模して
シカゴで作られたもので
大きなコバルトブルーのタイルは
1938年特別注文したイランのモザイクタイル
だそうです
17000ピースのタイルでできている
モザイクタイル!
大きい!
コバルトはイランでしか採掘されない
ものだそうで
コバルトブルー💙
そしてトルコ石カラー🩵
を使ってできたリスペクト溢れる
作品となっていました
この回廊庭園の奥には
メトロポリタン美術館に競り勝ち手に入れたという
この家の価値より高額な
13世紀の祈りの壁龕ミフラーブ
そして、インドのプリンスのために
作られたバカラ製の大シャンデリアがある
海沿いのダイニングルームへと続きます
プライベートを大切にした
ドリスデューク
邸宅も奥に進むにつれ、
よりプライベートな空間へと誘います。
突き当たりの窓から見えるのは
ミッドパシフィックのどこまでも青い海
どこからみても、贅沢な景色にため息ばかり....
さて!
なんと、またしてもこの辺で
文字数がいっぱいになってしまいました。
次回は
ドリス邸海沿いのリビングと
海を望む庭園とプール、船着き場をスポットします
お時間有ればお付き合いください
独立心があって、聡明で、冒険好きに育ち
また、21歳(1933)の頃には
ドリス・デューク・ファウンデーションを設立し、
慈善家としての活動を始めました
時を同じくして
1933年にヒトラーはドイツの新しい首相に
就任します
23歳になったドリス
ドリスはジェームズ・クロムウェルと
結婚し9カ月のハネムーンに出かけます
そこでイスラムアートと出会い、
それ以後、彼女のイスラムアートへの情熱は、
続きます
ハネムーン最後の目的地はハワイ。
そこでたちまちハワイにも魅了され
1936年にブラックポイント
に別荘の建設を始めました
ドリスはこのハネムーンで
"偶然二つのものに同時に恋に落ちたようなもの"
と言ったそうです
1937年に完成したシャングリラ邸
時代は2年後
1939年に第二次世界大戦に突入
翌年の1940年
ドリスはホノルルで女の子を出産しますが
未熟児であったため翌日には亡くなられたそう
そんな悲しみの中1941年に
真珠湾攻撃がありアメリカも
世界大戦に巻き込まれていきます
そして2年後の1943年にドリスは
旦那様とお別れ
生粋の金融家系の方だったようで
植物を愛し、自然を愛す
慈善家であるドリスとは
混迷を深める難しい時代を共にできなかったのかな
と思いました
ドリスは慈善家としても活動をしていましたが
園芸家としても沢山の活動をしていたようです
また、このシャングリラの建設や改装に
あたり職人さんと一緒に
足場に登り、汗を流してタイルを貼るような
事もしていらしたようです

彼女の生涯を通じ、医療、多岐にわたって
慈善家として活動したそうです
白壁の落ち着いた佇まいのエントランス
シャングリラのサインもあとから設置したもので
とてもシンプル
ダイヤモンドに続く庭園
玄関横からは噴水を囲んた素晴らしい
庭園がありダイアモンドヘッドへ
続く道のような庭園ありました
ドリス自慢のガーデニングが
施され訪れる人々の心を鷲掴みにしていたに
違いありません
アラビアン文化では
部屋と庭の境目がないという考えがあるらしく
こちらの庭園も水と自然に溢れた
素晴らしいものと
なっていました
エントランスホール
エントランス入ると
それまでシンプルな壁と
ダイナミックな庭園からは想像できない
細かく、緻密な
そこには匠の技を思わせる
素晴らしい寄木細工の天井と
ステンドグラスがお迎えしてくれます
天井は
モロッコ木工細工
くぎ使っていない細工のもので
モロッコから職人を呼んで作ったものだそう
杉の木を使っているそうです
ステンドグラスか
透かし彫刻の奥に色ガラスをはめ込んだもの
壁のタイル
トルコ400年まえのタイルを
移設したもの
アラベスク柄を楽しんでいただけます♡
(アラベスク模様とは、アラビア風の装飾模様で、イスラム美術で発達した文様です。植物のつるや葉、花の図案、幾何学図形などを組み合わせた、左右対称で連続性のある模様が特徴)
素敵なラデンのコンソールも
白蝶貝をあしらった
素敵なコンソールでした
とここで、文字数を超えてしまい
投稿できませんでしたので
③に続きます!
ただいま
アメリカで歯科医を目指す娘ちゃんと
頑張り中です
Aloha🌺Hitomi