別荘のお風呂
温泉風呂なんですよね....
今回は咳が酷かった
9年ぶりの風邪で傷んだ身体を
温泉で温めにきました。
気持ちいいなぁ....
24時間ずっと湧いて管理されてるから
来たい時いつでもこれるのが
よきよき
ここのお風呂で
わたし泳げるようになりました
何歳だったのか忘れちゃったけど
妹と顔真っ赤にしながら
端っこから端っこまで
泳げるように競争した
ここの別荘は父が購入したもので
理由は2つ。
1つ目はお母さんのため
わたしの祖父母は長崎出身です。
祖母は長崎で女学校の英語の先生をしていて
教子のお兄さん【わたしの祖父】に
一目惚れされました
ほどなくしてお付き合いしたわけですが
祖母の家族。
とくに軍人で近衛師団にいたお兄さんから
大学もでていないやつに
妹はやれぬと言われ
祖父は単身長崎をでて
東京の大学に進学しました
それから祖父母は東京に居をかまえること
そして戦争がはじまり
長崎に原爆が落ちた....
思えば祖母の家族に結婚を反対されなければ
わたしはいないかもしれないな...
子どもの頃から
お金を持たず、お買い物をするような
貿易の家に暮らした祖父。
焼け野原になった東京で父や祖母は
かなりの苦労をしたようです
【祖父がお金って観念を持ってなかったみたいで😅】
交友関係は広く、芸能人、政治家
様々な方々に囲まれていた祖父
ちなみに父と母の仲人は
昭和の喜劇王 榎本健一 エノケンさん
なんですよ。😆笑
そして式はエイプリルフール
そんな笑いあり涙ありの
昭和の時代の苦労人の父が
やはり苦労人な祖母を労って
買ったのがこの別荘です
ラナイからの風景
長崎の方
もしくは旅行で長崎を訪れた方いらっしゃいますか?
ここは長崎の風景によく似ていませんか??
2つ目は母のため
大学の助教授そして開業医になるまで
もちろんなってからも父を懸命ささえた
母のためです
何人ものお手伝いさんに、囲まれて
デパートで仕立てのお洋服しか
きたことのない母にとって
駆け出しの大学教授との
早くの結婚は苦労だったとおもいます
そんな母が毎年家族で旅行に
来ていたのが熱海の大野屋さん
母にとっても
家族の大切な思い出があった場所
なので、大野屋さんの並びにある
ここを購入したそうです。
今はね
孫の世代
ちゃーちゃんたちが楽しく
使わせてもらっている別荘
戦争があって
長崎に帰れなくなって
私たちは東京から程近い
この地をある意味、故郷【ふるさと】として
育った
これからは
君たちが結婚して
家庭を持ったらまた子どもたちを連れて
ふるさととして楽しんでくれたら
様々な環境と愛情をくれた
父と母に
感謝
次の世代に受け継げるように
がんばるね...

Aloha🌺Hitomi