10月に入り朝晩が涼しくなって
秋の空気感の中
物言わぬ次女と対面した、昨夏の衝撃
フラッシュバックはまだまだ続きます。
長毛のニャンコの毛玉をほぐしながら
去年の今頃は納骨の準備をしていたと思い出し、
墓石に次女の名前が刻まれたのを
確認した時の激しい悲しみとショック
未だにお骨を納めて良かったのか悩み
かと言って、再度自宅にお骨を戻す勇気もなく
次女は敏感で体力のない人だったので
出来るだけ彼女の考え生き方を尊重しようと
私は少し距離を置いて次女の行動を
見守っていたつもりでした。
ですが事後、彼女の書き溜めたメモを読むと
人生に絶望していると繰り返し書いてありました
もっと遠慮なく対面して向かい合って
腕を掴んで『大丈夫か?』と
聞かなければならなかったのか…
それでも卒業旅行はどうしても夏に行くと
心配する私と夫を振り切るように決行したり
自動車免許も強く希望して取得しました。
結局、私は親として信頼して貰えなかった
次女の胸の内を慮る事ができなかった
苦しみを打ち明けて貰える関係で無かった
最近は私が悪かったのだと思うと
腑に落ちるようになりました。
次女を喪ったのは私への罰なのだと
そう思うと、ああ、そうなのかと
