オトナの選択~/GREEプレー中デス!




琢磨編トライアングルエンドしましたよ~ビックリマーク


トライアングル・・・というのは・・・

アンダムルアプリの時にやっかいで時に素晴らしい

ルート選択枠の1つ。

もしSPだったらですよ!!海司ルートなのに昴さんに

奪われちゃうみたいな??(〃∇〃)

(いちようあたりさわりの無い人選をチョイスしてみた・・笑)

別ルートキャラ(彼)と三角関係になって

そっちのカレに持ってかれちゃうコト!!


私の場合だと琢磨ルートに出てくる宋介に

奪われるためだけに琢磨ルートで頑張って(?)

きました・・・(゚ーÅ)




何度か他アプリでトライアングル入った時はガンガン

迫ってこられて、それまでの話どうなった??

本命カレ一切出てこなくなったけど??(°Д°;≡°Д°;)

ってくらい強引に持ってかれちゃうって感じだったんだけど・・・・。

オトナ~はトライアングルでも結構それまでのストーリー

崩さないように作られてた方だと思いました。


その分、強引さを感じなかったのか・・・・

単に私が期待しすぎたのか~~(笑)

この場合に限ってはもっとヒロインに覚悟決めて欲しかった~。

(勝手言いますが・・・笑)



多分、琢磨トライアングルルートのレポなんて

誰もしてないと思うf^_^;

(てか、オトナ・・・自体きっと・・・誰もしてないよね・・・)



なので、敢えてレポるぜっ( ̄∇ ̄+)←えらそう

(正直レポるほどの内容でもなかったんですけどねー汗



前回のブログで部屋まで送ってもらった宋介に

「お茶でも飲んでく?」っていう選択を選んだ私(笑)


その後、キスされました( ̄▽+ ̄*)


その後のお話からでーす。




注意

ノーマルルート途中からトライアングルルートのみ!!

ネタバレですので見たくない方はスルーして下さいね。

(ってかほぼ皆スルーするよね~笑)





第15話

宋介とキスしてしまった日から、琢磨も私もお互い忙しく

なってしまい、なかなか会えない日が続いていた。



「はぁ・・・今日も疲れた」


時計は既に深夜を越えていて、私はため息をも零す。


(今日も琢磨に会えなかったな・・・・)


あの日から電話すらもろくに出来ていない事に、胸が痛む。


(宋介、本当に私とキスしたこと、・・・・琢磨に言ったのかな?)


唇にそっと触れると、まだ宋介の感触が残っている。


「・・・・・・・」


(・・・・・宋介のキス、私・・・嫌じゃなかった)


(どうして・・・?)


琢磨の事を考える傍らで、宋介の事を考える時間が多く

なっている事に、薄々気付き始めている。


するとその瞬間、インターフォンが鳴って、体がピクリと跳ねた。


「え・・・・?」


(こんな時間に誰・・・?)


(もしかして・・・)


一瞬、宋介の顔が浮かんで消えた。


(どうして宋介の顔が・・・)


「はい・・・・?」


琢磨

「・・・・・・・俺」


ほっと・・ここあ


「琢磨!?」


急いでドアを開けると、琢磨が複雑な表情を浮かべて立っていた。


「ど、どうしたの?こんな時間に」


琢磨の複雑な表情に、私は嫌な予感を覚える。


琢磨

「・・・ちゃんと、話しておかないと・・・と思ってな」


「え・・・・」


(もしかして・・・宋介とのキスの事・・・・?)


「取り合えず、中に入って?」


琢磨

「ああ・・・」


琢磨の体に触れると、すっかり冷たくなっていた。


「どうしたの?こんなに冷えて・・・」


琢磨

「タクシーがなかなかつかまんなくて・・・時間勿体無いから

歩いてきた」


「え!?どれくらい?」


琢磨

「1時間ちょいかな?」


(そこまでして私の所まで来てくれたなんて・・・)


「今、温かい飲み物もってくるから・・・・!」


琢磨

「飲み物は良い・・・・それよりも」


「!」


キッチンに行こうとした私の手を琢磨が取り、引き寄せた。


「琢磨・・・?」


琢磨

「宋介とキスしたって・・・本当なのか?」

「!」


(宋介・・・本当に言ったんだ)


琢磨

「・・・・・・どうなんだ?」


「それは・・・・」


(嘘は・・・つけないよね)


「・・・・ごめん・・・した」


琢磨

「・・・っ自分からしたのかよ!?」

琢磨が声を荒げ、心臓がドクリと嫌な音を立てた。


(琢磨のこんな怒った顔・・・・初めて見た)


「違うの・・・・!油断して、一方的にされただけで・・・」


(でも・・・混乱はしてたけど、多分嫌じゃなかった。

こんな事は琢磨には言えない・・・・)


言い訳じみた答えに、なんだか自己嫌悪してしまいそうになる。


(きっと・・・宋介だけが悪いわけじゃない。私も油断してたんだし・・。

でも・・・琢磨と波風を立てたくないからって、保身を図って・・・

私、これで良いの?)


自分を責めていると、琢磨が小さくため息を零した。


「・・・・・琢磨?」


琢磨

「・・・一方的にされたことは、わかってる」


「え!?」


(琢磨・・・私を試した?)


キスをしてしまったのは自分で、自分が悪いはずなのに、

試されるような事をされたという事実に、胸の奥が

モヤモヤとする。


琢磨

「・・・わかってるけど、ムカつくものはムカつくんだよ!」


「ん・・・・!」


琢磨に強引に唇を奪われ、私はそのキスに応えるしかなかった。


(こんな・・・いきなり・・・!)


奪われるようなキスに、眩暈がしてしまう。


「・・・・・っ」


ようやく解放された頃、私はすっかり息が上がってしまっていた。


琢磨

「・・・もう、あいつの前で絶対油断するなよ?」


「・・・・・・・」


琢磨

「○○・・・・・?」


「うん・・・わかった・・・」


(強引なんだね・・・随分。

私の気持ちよりも・・・自分の気持ちを大切にするんだ)


琢磨が強引に私の唇を奪う中、私は宋介のキスを思い出していた。


(宋介なら・・・こういう時、どうするの?)


琢磨

「・・・・何、考えてんだよ」


「!ううん、何も・・・・」


琢磨

「俺、帰るわ」


「え・・・泊まっていかないの?」


琢磨

「・・・今日は止めとく」


「そう・・・」


そう言って、琢磨は一度も振り返らずに玄関から出て行ってしまった。


(琢磨・・・)


1人残された私は、なぜかホッとしていた。


(こんな気持ちのまま、琢磨と居るのは辛い)


さっきから宋介の事ばかりが、頭に浮かぶ。


どうしてこんなに宋介の事ばかり考えてしまうんだろう。


(きっと琢磨とはタイプが気になるから気になるだけ・・・)

    (??ここ文章が変ですね。タイプが違うから・・かな)

(昔からスルリと人の心に入ってくるタイプだし・・・)


心の中で言い訳をして、私はこの気持ちに気付かないフリをした。



第16話



琢磨との話合いから数日後、仕事を終えた私の携帯に

宋介から誘いのメールがあった。


「宋介・・・」


(これから会わないかって・・・・どうしよう)


一瞬心の中で揺れてしまう自分がいる。


(・・・!会ったらダメだ・・・もう、宋介とは二人きりで

会わないほうが良い・・・・)


私はすぐにそのメールに断りの返事をした。


「よし・・・・」


(これで良いんだよね?・・・なんだかモヤモヤする・・・)


なんだか家に帰る気分にもなれず、私は1人街を

ブラブラ歩いていた。


(今頃、宋介1人で飲んでるのかな・・・?・・・って、

私どうして宋介の事・・・)


気がつけば、琢磨の事と同じくらい、宋介の事を考えて

しまっている自分がいる。


(どうしちゃったの・・・私)


宋介

「・・・・・・○○?」


「え!?」


聞きなれた声にドキッとし、振り向くとそこには宋介が立っていた。


「宋・・・介」


宋介

「人の誘いを断っといて、こんなところで何してるんだ?」


「それは・・・」


宋介

「また、琢磨に遠慮してるのか?」


「・・・・・私、行かなくちゃ」


宋介

「どこに・・・・?」


「!」


踵を返そうとすると、宋介に腕を掴まれてしまった。


「宋介:::」


宋介

「○○が絶対好きそうな穴場の店見つけたんだ」


「・・・・っ」


宋介

「・・・・来るだろ?」


ほっと・・ここあ


一瞬琢磨の顔が浮かび、そして消える。


「・・・・うん」


私は宋介の手を振り払うことが出来なかった。


宋介が連れてきてくれたのは、ビルの屋上だった。


「うわぁ・・!」


(こんな夜景が見れるなんて・・・!)


宋介

「意外に綺麗に見えるだろ?」


「うん・・・すごい」


夜景に夢中になって、穴場のお店と言っておきながら、

ビルの屋上だった事はちっとも気にならない。


生活感がある夜景は、綺麗な夜景とは別な魅力があって

すっかり夢中になってしまう。


宋介

「ものすごく街から離れてるわけじゃないから、凄く綺麗・・・

とまではいかないけど、生活感があってこれもまた

なかなか良いだろ?」


「!・・・今、私も同じこと思ってた」


(どうしてこんなに宋介と意見が合っちゃうんだろう・・・)


宋介

「俺達っていつもこうだよな」


「確かに・・・そうだね」


宋介

「大学の時も、琢磨や章が理解出来ないって言ってた物を

お互い好きだったり・・・」


「うん・・・」


(誰とも意見が合わなくても、宋介とだけは絶対合ってたっけ)


宋介

「それについて夜通し語った事もあったよな」


「次の日、お互い遅刻しそうになって焦ったよね」


宋介

「そうそう、もしかして俺達の仲に進展があったんじゃ・・・

って琢磨が焦っててさ」


「そうだったの?」


宋介

「進展があったって言ったら、殴られそうになった」


「ええ!?」


(そ、そんな事があったなんて・・・知らなかった)


宋介

「まぁ、その後すぐバレたけど・・・俺はあの時、進展

出来たらってきたいしてたんだけどな?」


「そう・・・なの・・・?」


(そういえば、あの時もすごく触られたような・・・)


宋介

「俺、誰かと意見が合わなくても、お前とだけ合ってれば

良いってずっと思ってた」


宋介の長い指が、私の髪に触れる。胸の奥がザワザワと

揺れるのが自分でも分かった。


(触れられたら・・・ダメ・・・)


「う・・・ん」


宋介

「・・・・再会したら、もっと思うようになった」


「あ・・・・!」


自分の気持ちに戸惑っていると、宋介の腕の中に

閉じ込められてしまう。


「宋介・・・っ」


ギュッと強く抱きしめられているわけじゃない。緩く、

私がまだ逃げれるような力で私を包む。


琢磨とは違う。宋介の香りに頭がクラクラしてしまいそうだった。


(どうして・・・突き飛ばせないの?)


「宋介・・・離して・・・!」


宋介

「嫌なら突き飛ばせば良い・・・」


「それは・・・」


宋介の胸に手を当てて、自分の体を引き離す。


ただそれだけの簡単な動作のはずなのに、私の体は

金縛りにあってしまったように動かない。


(私、拒みたくないって・・・思ってるの?)


すると宋介が小さく笑う声が聞こえ、思わず頭をあげた。


「!」


宋介の整った顔が目の前にある。


この前、私の唇を無理やり奪った唇が、すぐ目の前に・・・

また奪われてしまいそうな距離にある。


宋介

「前に会った時に、拒めないようにしてやるって言ったよな・・・?」


「!」


何も言えずに、私は宋介の目をジッと見る事しか出来ない。


(どうして・・・目が離せないの?)


宋介

「今、俺の腕から逃げる事も、こうして何も言えないのも・・・・

OKだからって思って良いんだよな?」


「・・・・・・っ」


宋介の整った顔が私に近付く。


(キス・・・されちゃう)


宋介

「次会った時、覚悟しておけ」


「んんっ・・・」


気がつけば私は目を瞑っていて、宋介の唇を受け止めていた。


「んっ・・・・!」


この前の唇を合わせるだけの軽いキスとは違って、唇を

食べてしまうように刺激され、私も気がつけば夢中になって

宋介の唇を求めていた。


宋介

「○○・・・・」


名前を呼ばれると、頭にまで響き、クラクラする。


(どうにかなってしまいそう・・・)


閉じていた唇に宋介の舌が通ると、私の意思とは関係なく

薄らと唇が開いてしまう。


「・・・・・・・っン」


その一瞬の隙を見逃して貰える事は無く、宋介の舌が入り込む。


私の舌をあっという間に捕らえて絡ませる。


何もかもを奪ってしまいそうになるキスに、私の思考まで

絡め取られてしまったみたいだった。




最終話


宋介と深いキスをしてしまったあの日、あれ以上宋介は

私を求める事をしなかった。


(絶対何かあると思ったのに・・・って、これじゃ私が何か

期待してたみたいじゃない)


モヤモヤとして、この間から宋介のことばかり考えてしまっている。


「・・・・何してるんだろう・・・私・・・」


唇に触れると、宋介の深いキスの感触が今でも鮮明に

思い出せてしまう。


思い出せる程に、長く濃厚なキスだった。


「・・・・・・・・っ」


思い出してはいけないと思いながらもその感触に囚われていると、

携帯が鳴り、驚いてしまう。


(ビックリした・・・)


「電話・・・・?」


急いで携帯を確認すると、そこに表示されていた名前は・・・・


(!・・・・宋介だ)


「・・・・もしもし」


少し超えが上擦ってしまい、口を押さえた。


宋介もそれに気付いたようで、電話の向こうで小さく笑う声が聞こえた。


宋介

「俺・・・」


(なんで動揺してるんだろう・・・私)


「えっと・・・うん、どうしたの?」


出来るだけ平静を装うとしても、心臓が激しく脈打ち、普通に話す

事が出来ない。


宋介

「これから会えないか?」


「!」



(回想)

宋介

『次会った時・・・覚悟しておけ』



(覚悟・・・なんて出来ないよ。私は琢磨の彼女だし・・・

会ったらダメだ・・・きっと何かが起きてしまう)




宋介

「○○・・・・?」


「今日は・・・その・・・ごめん」


宋介

「・・・今日も・・・だろ?」


「!」


あの日以来、宋介は私を頻繁に誘うようになった。


「それはその・・・都合がつかない・・・から。えっと・・・

わざとじゃなくて・・・」


宋介

「・・・わかった。また誘う」


「う、うん・・・じゃあね」


(何、バレバレの嘘ついてるんだろう・・・)


宋介

「またな・・・」


電話を切った後、大きなため息が零れた。


(・・・・もう、誘わないでって言えば良かったのに・・・

どうして言えないの・・・?)


頑なに断る中、私の中で深い霧のようなモヤモヤとした

感情が育っていくのを感じていた。


(もし、OKしてたらどこに連れて行ってくれたんだろう・・・)


「・・・・・っ!」


(あれ・・・?なんだかガッカリ・・・してるの?私・・・宋介に

会いたいと思ってるの?)


自分自身に問いかけても、答えは出ない。


(・・・・自分自身の気持ちなのに、全然わからないよ)


その日、宋介からの電話はあったけれど琢磨からの電話はなかった。





「お疲れ様でした」


仕事の間も仕事を終えてからも、琢磨のことよりも宋介の事で

頭がいっぱいになってしまっていた。


(なんだか今日は・・・イマイチだったな・・・納得のいかない

写真ばっかり・・・)


データを確認しながら、ため息を零していると・・・。


クライアント

「お疲れ様。○○さん」


「あ、お疲れ様です」


クライアント

「あの・・・もしかして具合・・・悪い?」


「え・・・どうしてですか?」


クライアント

「いつもと違ってぼんやりしてる事が多かったから」


「!・・・・す、すみません」


(今まで仕事中にこんな風に考えた事無かったのに・・・)


クライアント

「具合悪くないのなら大丈夫!良かった。じゃあ、また頼むわね」


「はい・・・よろしくお願いします」


(私・・・どうかしてる)


そして・・・私は本当にどうかしてしまったらしい。




「・・・うわぁ・・・美味しそう」


宋介

「○○が喜ぶと思って」


頑なに断り続けていた宋介の誘いを断りきる事が出来ず

一緒にご飯を食べにきてしまっていた。


「どうして私の好きな食べ物・・・わかったの?」


(教えた事、あったっけ?」


宋介

「大学時代からずっと一緒だったんだから、それぐらいわかるだろ?」


「そう・・・なの?」


(そんなに私のこと、見ててくれてたんだ・・・なんだか嬉しい・・・かも)


宋介

「後は・・・写真集とか雑誌のインタビューとかでチェックした」


「え?そこまで見てくれてたの?」


(宋介そういうのチェックするんだ・・・意外すぎてビックリ・・・)


宋介

「・・・当たり前だろ?○○の事なんだから」


「!」


「・・・・とか言って・・・もしかして見たい雑誌に、たまたま載って

たんじゃないの?」


宋介

「違うって!○○が載ってるから買ったに決まってるだろ?」


「本当に・・・?」


心臓が大きく跳ねる。まともに宋介の顔を見ることが出来ずに

私は自分の料理へと視線を落とした。


宋介

「・・・・今日・・・琢磨は良かったのか?」


「え・・・・・」


琢磨の名前を出されると、胸を掴まれたみたいに苦しくなる。


「それ・・・は・・・」


宋介

「今までは琢磨に遠慮してたんだろ?どうして急に誘いに

乗ってくれる気になったんだ?」


「・・・・・・」


(本当・・・・どうしてなんだろう)


宋介

「琢磨は、今俺達がこうして食事をしてる事・・知ってるのか?」


「・・・・っ!」


言葉を出す事が出来ず、私は数回瞬きをして首を左右に振った。


(自分から誘ったくせに・・どうしてこんな事を聞くの・・・?

・・・・昔から、こうやって宋介にいじめられてたっけ。

私が困るたびに宋介は嬉しそうな顔をして・・・)


「・・・・男友達と食事するだけだし、知らなくても良いでしょ?

ただの食事なんだし」


宋介に踊らされるのが悔しくて、つい虚勢を張ってしまう。


宋介

「ふーん・・・男友達・・・ねぇ?」


ほっと・・ここあ


「そう・・・でしょ?」


宋介

「ふーん・・・?」


(なんでこんな意味深な態度を取るの?)


意味深な態度を取られてから、少し警戒してしまったけれど

特に何も無いまま、私はまた宋介に家まで送ってもらっていた。


(本当に・・・何もしてこないの?)


宋介

「ん?どうした。ジッとみて・・・」


「!・・・ううん、なんでもない」


(私・・・期待してたの?違う・・・期待なんて、私は)


これ以上、宋介と居てはダメだと感じ、私は早々と部屋に

入る事を決意する。


「えっと、送ってくれてありがとう」


宋介

「これぐらい普通だから。今日は楽しかった」


(そうだよね。普通・・・だよね・・・。私が意識しすぎてるだけ・・・)


「私も楽しかった。じゃあ、おやすみ・・・」


玄関の鍵を開け、家に入ろうとした瞬間・・・


「え!?」


手を掴まれ、引き寄せられてしまった。


(宋介・・・!?)


宋介

「いい加減、自分の気持ちに気付け・・・○○」


「・・・・・っ!」


次の瞬間、私は宋介に唇を奪われていた。


(自分の気持ちって・・・私・・・私は・・・)


戸惑う私を置き去りに、宋介のキスは私に考える余地を

与えず、深くなっていく。


「ん・・・っ」


唇をついばまれ、舐められ、熱くさせられてしまう。


(ダメ・・・・なのに)


強引に熱くさせられ、私は自然と唇を開き、宋介を受け入れていた。


宋介

「○○・・・・」


舌を絡ませられ、私もそれに応える。


舌が溶けてしまいそうになるのと同時に理性まで溶けていってしまう。


「ん・・・っ」


溶けてしまった理性はどこかにいってしまい、私は自ら宋介の

キスを求めた。


深く求め合えば、体中がどうにかなってしまいそうな程、熱くなる。


宋介

「可愛い・・・」


唇が離れたと思えば、今度は耳元で囁かれ、ペロリと舐められた。


「あ・・・っン・・・!」


執拗に攻められ、くすぐったさと気持ち良さに耐えるように、

声がもれてしまう。


宋介

「可愛い○○の声・・・他の家に聞こえるけど?」


「・・・・っ!」


急いで口を押さえても宋介は攻めるのを止めずに、ますます刺激を

強くしてくる。


「あ・・・っ・・・やぁ・・・!」


口を押さえても意味が無く、甘い声が響く。


宋介

「ほら・・・聞こえるぞ?」


「そ・・・れは・・・」


宋介

「家・・・いれてくれる?」


「・・・・っ」


私はその問いかけに、少しためらいながらも頷く事しか出来なかった。


宋介

「○○の部屋らしいね」


「う・・・ん」


(私・・・何してるんだろう・・・)


けれど無理矢理熱くさせられてしまった体は、言うことを聞かずに

宋介の思うまま・・・。


宋介

「○○・・・」


「宋介・・・・私・・・」


宋介がまた私に触れようとした瞬間、携帯が鳴った。


「あ・・・待って・・・電話が」


宋介

「放っておけよ・・・」


「ダメ・・・仕事かも・・・しれないし」


誰からの着信かを確認しようとすると、宋介に取り上げられてしまった。


「あ・・・・」


宋介

「俺が確認してやるよ・・・仕事じゃなきゃ良いんだろ?」


「う・・・ん」


(・・・・私、本当に良いの?)


すると宋介は携帯の電源を切って、テーブルに置いてしまった。


「え!き、切っちゃったの?」


宋介

「そう。仕事相手じゃなかったから」


「あの・・・誰・・・からだったの?」


胸がモヤモヤとする。私は誰からの電話か、直感でわかって

しまった気がした。


宋介

「・・・・琢磨」


ほっと・・ここあ


「!」


宋介

「仕事じゃなければ良い・・・そう言ったのはお前だよ・・・○○」


宋介の腕が再び私を包み、唇を重ねられる。


宋介

「誰にも渡さない・・・琢磨にも・・・誰にも」


「宋介・・・っ」


また深いキスをされると、もう何も考えられなくなる。

宋介の与える快感だけしかわからない。


私は宋介の与える刺激を受け止め、それに応えた。


宋介

「お前をこうして腕の中に閉じ込められるなんて・・・夢みたいだ」


ぼんやりした意識の中、宋介が何かを言っているのがわかる。


(何を・・・言ってるの・・・?・・・ダメ・・・何もわからない・・・)


あまりに強い刺激に足に力が入らなくて、その場に倒れ込んで

しまいそうになるのを宋介が支え、持ち上げた。


宋介

「ベッド・・・こっちだよな?」


私はその質問に、ただ頷く事しか出来ない。


宋介

「可愛いな・・・・感じすぎてもう何も考えられないんだ?」


「・・・・・・っ」


移動しながらも首筋を攻められ、身悶えしてしまう。


(私・・・宋介と・・・)


いつものベッド。私の香りの他に、宋介の香りが混ざる。


宋介

「○○・・・・愛してる」


「・・・・・っ」


(何も考えられない・・・)


ぼんやりとする意識の中、私はただ宋介のキスをまた受け止め、

自ら求めたのだった。






~FIN~



えっ~~( ̄□ ̄;)ここで終わり!?

もうちょっと読ませろーーっヾ(。`Д´。)ノってなりました。(笑)


んでもってヒロイン・・・いちよう琢磨ルートだから仕方ないけど

(私何してるの?)と(何も考えられない・・・)の繰り返し・・・

どっちやねん~。イライラしながら(笑)


最後にいつものガッカリスチルも載せておきましょーかね( ̄ー ̄;

まぁまぁ・・・マシな方でしょうかね??ぜんぜん萌えないし

毎度・・・アナタ誰?ですが・・・汗



で、今は宋介2周目のスパエン狙い始めてます。

やっぱこっちよね音譜

がんばりまーす( ´艸`)





注意スチルあり(見たくない人はここでストップしてくださいねー)







ほっと・・ここあ