この記事は ココアのオホーツク便り とは関係ありません!
2年前にアイコム IC-746 の表示部のバックライトの修理に成功したので
今回は不調になったアンテナチューナーの修理に挑戦しました。
バックライトの修理の情報はネット上に複数あるのですが
アンテナチューナーの修理の情報は少ないので、
少しでも参考になればと思い、このブログに書きました。

2重になっている上蓋を開けると にステッピングモーターが見えます。
( 写真の左下 青い部品 )
やはり2個ある内の1つが動いていないのを、確認しました。

アンテナチューナーの上にある基板を外すので、
外すことのできるケーブル等はすべて外します。

アンテナコネクターの接続部分のハンダを外します。

外せないケーブルがあるので、ボルトをはずしてそのまま横によけておきます。

あとはボルトを外せばチューナー部が取り出せます。
プラスチック・モールド・カップリング(ユニバーサル・カップリング)
バリコン6φ モーター軸5φを連結する部品(アサ電子工業-千石電商)
プラ製でヒビ割れがあったので、新品に交換しました。

ステッピングモーター 右がオリジナル 左が今回交換した物
28BYJ-48 12V (アマゾンで入手 中国製)


・コネクターのピンのピッチは合うのですが、形状が合わなかったので
ヤスリ等で削って強引にはまるようにしました。

動かなくなったモーターを分解してみたところ
印をつけたプラ製の軸受けが削れて毛羽立っていました。
グリスの固着ではなかったので、分解修理は無理でした。
IC746の他 IC-736,775,756、リニアPW-1も同じ
ステッピングモーターを使っていて同様な症状が出るようです。
今回の修理では不動になったモーターだけ交換したところ、モーターは
作動したのですが、アンテナマッチングがとれず悩みました。
2個とも同じモーターに交換したら無事作動して修理完了しました。
今回のアンテナチューナーの修理では、JH3MHIさんのヤフーブログ
を参考にさせていただきました。有難う御座いました

M ダックス ココアの”おとう”
。