もう忘れてもいいだろうって事を覚えている。
試合で失敗したこと、現役最後の試合の時後半残り5分で足が攣りピッチを下りたこと。
花束贈呈の役をいただいた時、緊張して花束の向きを変えずに渡してしまった事。
みんな独身時代の事なのに、昨日の事のように思い出してしまう。
失敗して、もう笑って話せるはずなのになぜか思い出すと胸が痛む。

中学生の時いじめの対象になった。クラスの中心的な女子とそれに同調した男子。
幸い、マンモス校だったので、そんな私にも仲のいい友達はずっといたから我慢することはできた。
でも、他のクラスにも広がっていき、部活に出ることができなくなってしまった。
部活の中でもいじめが出てきてたから・・・。
テニス部だった私は、いじめグループのひとりと仲がいい人とペアを組んでいた。
いじめが始まってから、その人は私とのペア練習を拒否しだした。それが辛くて練習をさぼるようになった。
先輩からも、色々言われたけど行けなかった。
担任や顧問からも理由を聞かれたけど答えられなかった。
結局私は、誰ともペアを組まないマネージャーになることを決めた。
マネージャーだったら、ひとりでする仕事がほとんどだから、迷惑かけることもないし
みんなと離れていることができるから・・・・。

いじめはいつの間には私以外の対象に変わっていた。

結婚する時も、披露宴に呼んだ友達は中学時代はひとりだけ。
同じ中学の子はいたけど、その子らは幼馴染だったり高校も一緒の子だったり。
私にとって中学時代は思い出したくもない黒歴史だった。

今でもその頃を夢に見ることがある。
たぶん、いじめたほうは忘れているんだろう。
私の後にいじめの対象になった子は、今はうつ病に苦しんでいると聞いた。
私がいじめの対象になった理由は『気に入らない』だったとか・・・・。
ありもしないことを本当のことのように言われ、言ってもいないことを告げ口され
自分を守る方法が「聞こえないふり見えないふり」何を言われても笑って傷ついていないふりをした。

今でもその癖は抜けない。だから時々おかしくなるんだよなぁ・・・・。
傷つきたくなくて笑って気がつかないふりをして、でも結局傷ついて落ち込んで・・・・。
いつになったらこの負の連鎖から抜けられるんだろう!