GPFの試合結果について・・・・・TV観戦してた友人からやはり尋ねられてしまいました~~~。(苦笑)
「あれはチャン選手が優勝なの~~~? 高橋選手じゃないの~~~?」・・・って。
・・・・・そうねぇ。フリーはとても良かったけれど、SP終了時点で10点の差があったからねぇ・・・と返すと・・・。
Q: 「だけど、フリーの点数も失敗が多かったチャン選手が1位だったんでしょ? どうしたらそんなふうになるの? 」
(・・・・・んもうぅぅぅ。それを私に聞きますかぁぁぁ。 仕方ない。じゃ、苦し紛れの説明してみるわ・・・と前置きした上での友人とのやりとり~。)
A: 「今回、試合がカナダだったじゃない?やっぱり地元が有利ってのはあると思う。ほら、サッカーとかでも一緒でしょ~~~。(友はサッカーファン)」
Q: 「ああ。例のPCS(演技構成点)ってのがチャン選手の方が良かったっていうこと?」
A: 「採点競技だからねーーー。 大ちゃん自身もNHK杯の高得点は日本での試合だったから・・・なんて言ってるしね。」
(↑ あの演技はそれだけじゃないと思うけど・・・。)
Q: 「あら。そうなんだ~。・・・それにしてもチャン選手の例のスケーティングの巧さ・・・っていう武器は高橋選手のあの演技をも凌駕しちゃうわけ?
高橋選手だって踊りばっかりクローズアップされるけど、スケーティングにも定評あった上での表現力なわけでしょ?
単なるお茶の間視聴者からしたら上半身ばかりに目がいっちゃってどうしても高橋選手がスゴイと思っちゃうわ~~~。
もしかしたらPCSって他にも何か観点があるの? 」
A: 「まあ、今までの実績点っていうの? (・・・ここで荒川さんの著書の文章引用して説明。)
『ジュニアから上がってきたばかりの選手は技術点で高得点が得られてもPCSは低く抑えられるのが一般的。
実践経験をつむことによって少しずつ伸びてくるのがPCSなのでコンスタントな成績をおさめることが大切になってくる。』と説明されてるわ。
・・・で、そこでさらに格付けみたいなことされるんじゃないのかな~~~と感じる。
もちろんそんなことは書いてないんだけどね、・・・あると思うわ~~~。
昨季あれだけ突き抜けた点数出してワールドチャンピオンになってるパトリックさんの評価はちょっとやそっとでは動かないということなのかな・・・。
大ちゃん自身は 『パトリックはミス3つ。自分は1つでもまだ勝てない。それが今はジャッジの評価なんだと受けとめてる』 って話してる。」
Q: 「ふーーーん。でも今回の技の点数は高橋選手が上だよね? すごくまとまってたし・・・。」
A: 「いや。TES(技術点)もパトリックさんの方がちょい上だった。パトリックさんのミスが多かったからクワド2回入れてても大ちゃんの方が上だと思ったんだけどね。
もともとの技を合計した基礎点がパトリックさんの方が5点くらい高かったからね。
大ちゃんも今季ジャンプが良くなってきてて加点はかなりあったんだけれどそれでもまだ届かなかったってことだわね。」
Q: 「そうなんだ~。でも現地アナがパトリック・チャンを倒すのは高橋大輔しかいない…みたいなこと言ってたよね。
例えば若い羽生結弦くんも良い演技だったけれど、実績の面からしてPCSで追いつくのがまだまだ難しいみたいなことがあるわけね?」
A: 「確かに大ちゃんやパトリックさんのPCSに追い付くのはまだまだだろうけど・・・。
でも彼や3位のフェルナンデス選手とかがSP&フリーとミスなしでTESを積み上げたらかなりな点数になるから選手たちは侮ってないと思うわ~。
全日本選手権も上位3選手の順位はわからないよーーー。とにかくみんな大きなミスは許されないと思うわ~~~。
パトリックさんを倒すタカハシかぁ・・・。(笑) 大ちゃんがクワド成功・ノーミスの演技した時、どんなPCSが出るか・・・だよね。
今回大ちゃんのTESがパトリックさんより上なのにPCSがパトリックさんより下だったら、ちょっとイジイジしちゃったんだけれど・・・。
ほんのちょっとでもパトリックさんの方が上だったから、私自身はそこで諦めさせられたカンジだったわ。仕方ないって・・・。
パトリックさんが相手の場合、まずTESで少しでもいいから上回った上でないとPCS勝負できないわ・・・と思う事にしてる。
(・・・ということはノーミスのパトリックさんだとまずTESで追いつけないんだけどね・・・。でもあくまでこれは今季のことだから!大ちゃん3年計画だし。)
いずれにしろTESでパトリックさんと差があったら戦えないから、とにかく大ちゃんのクワドが戻るのを願うばかり・・・だわぁ。」
友人に説明すると、結構冷静なんだね~~~とからかわれちゃった・・・!(苦笑)
でもそんな気持ちでいないと得点の出方は受け止めきれなくなるから・・・。
(古い本の記述ばかりになりますが・・・。 このところスケート本購入できてなくって~。)
バンクーバーシーズンの「ディズ男子読本」にパトリックさんについての藤森さんの言葉。
「ダンサーやアクタータイプの演技ではありませんがスポーティな爽やかさでタンゴやその他のリズムを表現できる実力の持ち主」
フイギュアスケートの表現の形はダンサーやアクタータイプの演技だけではないっていうことね・・・。
確かにいろいろなタイプの選手がいる方が面白いよね。
必ずしも踊れる選手ばかりに魅かれるいるわけじゃないから(例えばナン・ソン選手とか好き♪)パトリックさんの演技も「ステキ。」と感じられたらいいのに・・・と思う。
・・・ここから先は好みの問題なのかなぁぁぁ。
さて・・・次は全日本選手権。 いろいろな面で楽しみです・・・!