20歳長女。
学校のジャージを
着ている姿は週2回見掛ける。
でも、半月洗濯をした覚えがない。
「洗濯してないよね?」
…………
心の洗濯はしてる
上手いこと言って、誤魔化された
訪問介護の仕事を始めて、初めて行った利用者さんが、先週末に亡くなりました。
きちっとしていて、穏やかで、一人暮らしされている90代のお爺ちゃん。週2回、お掃除に入っていました。
先月入院して、退院の話が出ていたので、まだ受け入れられない。
何度かブログに登場している利用者さんだけど、沢山のことを教えてもらった。
戦争中に海軍にいて、終戦がもう少し遅かったら特攻隊で出撃していた。
焼け野原から、日本が復活するために必死で働いてきた、自分に厳しく人に優しい人。
「長生きするもんだなぁ。まさかひ孫を抱けるなんて」
って、笑って言っていた。
年を取って、こうやって生きれたら幸せだなって、いつも思っていた。
心もお金も余裕があって、PCをやったり、寝る前に日記を付けて読書して。
なかなか、孫に慕われる利用者さんは少ないんだよ。私も祖父母の介護をしたけれど、責任感の方が大きかったし。
訪問介護の仕事は、利用者さんの人生の終わりに近い時間に関わらせてもらえる。
沢山のことを教わっている。
長女がジャージ洗ってないとか、人生において些細なことだなって思うようになった
心の洗濯をしたなら、それでよしとしよう