続き…
個人面談で、文章を書く力を伸ばしてあげたいけれどどうしたらいいですか?と、先生に聞いてみた。
作文は「起承転結」などの型があって、型さえ知っていて当てはめれば書くことはできるし、学校で求めているのはその力
家で出来ることを聞いたら、例えば初めと終わりの絵を2枚用意する。芋虫が家を出る所と芋虫が家に帰ってくる絵を見せて、間の絵を想像してお話を作り文章にする。
ここまで求めるのは、小3以降ですけど。
文を書くには、語彙力も必要。本を読んだり、会話や経験を積んで習得していく。
本を読んで語彙力や文法を学べても、その語彙に対して自分の体験や感性をのせられるかどうか。
例えば「美しい」と言ったら何か?人によって、答えは様々。夕日って言ったり、星だったり、人だったり。
「○○で見た海に沈む夕日が○○で○○だったから、夕日」みたいに、体験や感性と紐付けられることが出来るかどうか。表現力に繋がる。
1年生にそこまで求めないですけど。
ちなみに、帰宅後次女に「美しいものって何?」って聞いたら「ダイヤモンドと月」と。世間一般的に美しい物を挙げ、体験や感性までは程遠い回答でした
やはり体験は大事だなぁと思い、コロナで長女の時みたいないろんな体験はさせてあげられないことが悔やまれる
と思っていましたが…家に帰って、長女の宿題の絵日記を読み返して、確かに特別な体験は心を動かされることが多いけれど、特別な経験が必要じゃないのかも?と思った。
長女が小1の時の日記の宿題。
「かぜとあめ」
きょう、がっこうにいくときに、かぜがつよくて、かさのほねがこわれそうでした。
それで、あるくのがたいへんでした。はしるのもたいへんでした。
あした、えんそくちゅうしになるのかなぁとおもいました。
あめもざぁざぁ、ふっていました。
たったこれだけでも、長女らしさが詰まっている。
タイトルの「風と雨」で、初めに風、最後に雨が出てきたり。遠足の話がきて、「ざぁざぁ」って言葉を持ってくる。
凡人の私なら…
今日は学校へ行く時に、雨と風が強かったです。歩くのが大変で、傘が壊れそうでした。明日、遠足が中止になったら嫌だと思いました。
こんな感じだと思う淡々と書くつまらなさ(涙)
親がこんなだから、長女に文の書き方なんて教えたことがない
体験と感情を言葉に乗せるって、難しいなぁと実感
小1次女に夏休みはどんなことをすればいいのか、迷走中です
体験と感情を共有してから、型にはめていく方がきっといいんだろうなぁ。