全統小の前日、テストを一緒に受けるために、イントラ妹とその子どもたちが泊まりにきました家


ナース妹とその子どもたちも遊びに来て、子どもだらけの我が家は、とにかくうるさい笑い泣き思い思い喋り続け動き回る小6・小4・6歳・4歳・3歳DASH!DASH!


ナース妹に電話が掛かってきて、あまりのうるささに、外に行って電話に出たほどあせるあせる




電話が終わって戻ってきたナース妹。

「患者さんが、下顎呼吸始まって、どうしたらいい?って相談の電話だった」と。


先輩ナースに電話するより、医師と家族に連絡して滝汗と、私でも思う汗


癌でターミナルの患者さんだけど、ナース妹の病棟(回復期)になぜか入院していたらしく、終末期の患者さんがいない病棟だから、担当していた看護師が慌てちゃったみたいあせる



私も末期がんの利用者さんのお宅に、最近は訪問看護師の時間に合わせて一緒に入るので、幼稚園のお迎えの時間とかぶって入っていません。

事務所で様子を聞くと、もう食事も摂れず、状態は良くない。在宅で点滴して無理に延命せずに、後は生命力だけが頼りの状態。いつ急変してもおかしくない。



そんな話を2人でしていたら

「おねぇちゃんたちの会話が怖い」

と、悲しそうなイントラ妹。



子どもたちがワーワー走り回っている横で、お菓子つまみながら、淡々とする話じゃないかもやもや


医療は万能じゃない。

特にターミナルの場合、残された時間をどう過ごせるか?の方が大事で、看護師も介護士も、亡くなることにドライな感情もある。

でも、イントラ妹にとって、人が亡くなることに対してもっと悲しんで欲しいとかあるんだと思う。


もちろん悲しいし辛いししんどい

人間だもの


でもここまできたら、今まで病気と戦って頑張ってきた姿を見ているし、私もできる限りのことはやってきたって気持ちが大きい。

落ち込んだって他にも患者さん・利用者さんはいるし、バーンアウト(燃え尽き症候群)しないためにも、割り切らなきゃ自分の心を守れない部分もある。


感受性の強いHSPの私がこの仕事を続けていくためには、仕事以外の時間は一歩引かなきゃって思うようになった。願うことしかできないし、家族じゃないし。


利用者さんの娘さんが、介護休暇を取って24時間体制で付きっきりでいられるので、少しでも痛みや苦しみが和らいで、親子でゆっくり残された時間を過ごして欲しいと願っています。

仲のいい友だち親子なので、頑張り過ぎている娘さんの方が心配になりますが。




イントラ妹は、動ける健康な人で、金銭的にも余裕があるお客さんを相手にしている。


でも病棟勤務のナース妹と訪問介護の私は、健康な状態で患者さんや利用者さんに会うことはない。


8月生まれの太陽みたいなイントラ妹に、祖父母や母の病状や余命を、姉たちは詳しく伝えてこなかった。

イントラ妹は旦那を亡くすギリギリまで、ずっと希望を抱いていた。だから、私やナース妹の現実を直視している会話に、あの時も、今も拒絶されている。


末っ子のイントラ妹を子ども扱いしてる部分もあるけど、それでいいと思う。


姉2人の会話を冷たい人間に思えるくらいが丁度いい。