義妹、急性硬膜外血腫で開頭手術して、先月25日にリハビリ病院に転院しています。昨夜、義妹と義母のことが心配で電話を掛けてみたのですが…
いつもサラサラストレートのロングヘアだった義妹。手術のために髪の毛を半分剃られて、半分はロングヘア。その姿を見て、義母はショックを受けていて。
「なんか生首みたい」
わかるよ。髪の毛だけで、結構見た目ショック受けるの。
私も脱毛症だったから
自分自身で落武者みたいに思えたもの。
介護の仕事柄、今の状況や片麻痺になった姿も想像できるし。転院するのに車椅子に乗っている姿を見て、どうしても片方に寄って行っちゃうから、余計そう見えたんだろうけれど。
「帽子やかつらをさせてあげたいけれど、どこに売ってるのかわからない。あの姿だと思うと、オンライン面会もしたくない」と…
まだ頭蓋骨戻していないけれど、頭皮の傷は塞がっていて、、医療用帽子はかぶれるみたいなので送ります。私の使っていた物だけどウィッグも。
「あんた詳しいわね〜」
って…。いやいや、脱毛症になったことも伝えたし、ウィッグ付けた写真も年賀状で送ったし。まだ、小さい円形脱毛症があって、皮膚科に通院中だっつーの。
爪だって、まだ攻撃受けてます。
そもそも私が脱毛症になって落ち込んでいる時に、傷口に塩を塗ったじゃない。
義母は「髪は女の命」って言い放ったじゃない

義妹には、「何?禿げてんのー?」って酔っ払いながら大爆笑されたし

それなのに
義妹の髪の毛が…髪の毛が…って
うっせぇわ
あの頃、ウィッグが無ければ、外になかなか出れなかったと思う。ウィッグがあったから、私は変な視線を感じず買い物にも行けたし、カミングアウトも気軽にできた。ウィッグに本当に感謝している。
なのに、「かつら」「かつら」連呼されるの、凄く嫌。デリカシーも知識も無さすぎる。
見た目だけを凄く心配してショックを受けている義母。
麻痺とか、後遺症の方が、よっぽど問題が大きいと思うのですが?再発すれば、命の危険だってあるのに。
娘が必死で闘っているのに、面会に行きたくないぐらい、そんなに見た目って大事?
本人は、どこまで理解できているのかさえわからないし、鏡すら見られないのに…。