このところ、来る日も来る日も教科書を読み、今まで自分の読みたい本を読んでいた時間を勉強に回しています

1日24時間じゃ足りない
こんなこと思うの、学生以来だな

好きな本を読みたいなぁとストレスが溜まってきたら、図書館から電話

「予約資料が用意できましたので…」
やっと予約の順番が来ました

ワイルドサイドをほっつき歩け
著・ブレイディみかこ
レポートで燃え尽きた私は、一心不乱に読んでしまいました

これで、明日発表のノンフィクション大賞のノミネート作品は、予約の順番が回ってこない「女帝 小池百合子」以外の5作品を読みました
「女帝 小池百合子」は、あと15人待ち


ブレイディみかこさんは、昨年ノンフィクション大賞を受賞した「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」でお馴染みですね

サラッと文体は読みやすいけれど、イギリスのことを理解していないと、少し難しいなと感じました。普段使わない英語が出てくるし、私は洋楽が一切わからないので

イギリスって、不思議な国ですね

日本とは違う文化・考え方。
歴史も違うし、EUの抱える問題も。
理解できないことがたくさん。
一周忌を「ファースト アニバーサリー」ということに、衝撃を受けたり

最近では、日本も籍を入れずにパートナーとして子供を産む選択をする人も増えてきたけれど、欧州はそのスタイルも多くて、カチカチの古い価値観の私には謎だし。
でも世界共通で、その土地・その国らしいアイデンティティを持ったいろんなおじさんがいることはわかった
そして万国共通で、犬に癒される


「欧州は、普段から普通に会話するのに、日本人はなぜ政治について語らないのか?」みたいなことを、以前宇多田ヒカルさんが言っていた意味がすごくわかりました。夫婦や友人でも、EU離脱か存続かで意見が分かれ、討論する(喧嘩にもなる)。
私は、親から政治の話は外で言わない方がいいと教わってきました。
大声で自分の主張するのは少数派、自分と違う主張の人に対して、そういう人もいるよねくらいに流す、今はそういう考えが主流だと思います。
コクリコ坂のカルチェラタン存続の討論とか、東大紛争とか、同じ日本人には思えないです

人種差別の問題も、日本は白人でも黒人でもアジア人でも「外国人」で一括りで、差別じゃなく区別だから、わからない部分が大きいです。
日本もイギリスのように財政緊縮したら、恐ろしいな
図書館が無くなるとか私は死活問題だし、病院は無料だけど診てもらうのに数ヶ月待ちで、風邪引いて病院に行くなんて感覚は無いだろうな。しかも病気によっては命落とす


他の国でも言えますが、民間病院は全額負担とか、日本に住んでいると考えられないけれど、いつか日本にそんな日が来たら…と考えると、ちゃんと納税して健康保険料や介護保険料払うから、今の状態を維持して欲しいです
