17歳長女の通う高校、県立高校でありながら、他の高校とはかなり校風も違う。

今回の休校での宿題鉛筆

社会系の教科は、教科書の自分の興味がある箇所を読み、疑問に思ったこと、面白かったことなど感想を書く
国語も問題とは別に、教科書の感想文提出。
芸術系の教科も「○○を学ぶ意義を考えてまとめよう」など。私は学生時代、美術選択したけれど、考えたこともなかったわおーっ!
数学や英語は、流石に問題を解いたり訳せがメインですがぼけー
体育は、YouTube等でダンスをしてみよう(笑)

受験のための勉強ではなく、生きていくための勉強であって欲しい。自分で興味を持ったことを考えて自分の意見をまとめることが大切という考え。

これは高校入試から始まっていますおーっ!

今回の春季入試も250人ほど受験しましたが、裁量枠は無く、学科試験・面接の他に受験者全員「自由表現」というものがあります。
願書と一緒にレポート提出、受験当日に自分が打ち込んできたこと・自分の体験を通して思ったことなど、自由に話したり見せたり。
テストの点だけではない評価があり、認めてくれる場所。例えば、数学だけが得意な子でも高校受験で他の教科が足を引っ張る子が、思う存分に数学の世界を表現する。

不登校の子にも、チャンスがある。
得意なことで勝負ができる。
ハンディキャップは特別な個性になり、個性は武器になる星

高校ならある程度同じような学力の子でまとまりますが、長女の高校の学力の差は公立中学と変わらないガーン

長女は秋季入試組ですが、春季入試でも2割は中学生の受験ではなく、編入・転入・社会人など。
普通の高校には馴染めなかったり、いじめの体験をした子も、勉強したかったけれど訳あってできなかった人も受験するから、学力はどうしてもばらつきます。
各々、勉強にしても何にしても、考えて行動に移す自主性が求められる。自由だからこそ、責任も伴ってきます。大学入試を目指すなら、それなりに自分でコツコツやっていかないとならないし。


〜同封されていた校長の言葉から〜
学習とは「自分の頭で考え、自分の言葉で意見を言えるようにするため」に行うもので、学校はそのためのトレーニングの場として存在しているものです。
(中略)
高校ではこのような活動が毎日繰り返され、その中で皆さんは、現実社会において正しい選択を行える能力や態度が自然に身についていくのです。また、正しい選択を行うために活用できる「先人の知恵」という貴重な財産が蓄積されていくのです。
(以下略)