ずっと楽しみにしていた、はなまる学習会の高濱正伸さんの講演会に行ってきました

著書は何冊か読んでいますが、講演会は初めてです。最前列で聞いてきました
わかりやすく楽しくて、講演会中の写真撮影はOKですが、笑いながらメモを取るのに必死
一切写真を撮っていません



今回のテーマは
「子どもの伸びる家の親のあり方」
メモ3ページ

16歳長女がいて、ひと通り子育てを経験しているので、講演会でも子育て本でもすんなり入ってきて、4歳次女の子育てに活かせるのは、年の差姉妹のメリットだなって思います
1人目の手探りと違って、小中高とどう流れていくのか、我が子や周りの子の成長を見ていますから。かと言って、完璧な子育てなんて存在しないのが、子育てですね


学んだことをざっくり書きます

幼児教育で、どうしても親は「字が書けるようになった」「計算ができるようになった」ということに目が行きがちですが、幼児期は字が書けるようになることより、とにかく集中力が大切
「やらされた勉強」は決意する力が無いので、与え続けない。体験からのイメージ力を付ける。

これから「資格を取っておけば安心」の時代は終わる。
引きこもりにならず、稼いでメシが食える大人になるために、稼げる部分をどこに持っていくか?勉強の基礎の上に付ける力の方が大切。
地頭が良い非認知能力が高い知力
人間性が問われる人間力
AIにはできない感性
勉強ができ的確に仕事をこなすべき力
何か一つに突出するトゲタイプ
算数(特に図形問題)なら集中してダイナミックな思考ができるかが大切。頭が良くなる瞬間というのがあり、枠組みから抜けてゾーンに入る
問題の見えない本質が見える、考えられる子に。

本をよく読むことと、文章題を読むことは、自転車に乗るのと一輪車に乗ることくらい違う。
音読をとにかくする。「て・に・を・は」を間違えずに読めることが、文章題においても大切

ノーベル賞に地方出身者が多いのは、自然の中で自分で主体を持って考えて動くから、誰にも思いつかない発想が出てくる。遊びの中で育つ。
子供の心に焦点を合わせて、本やデータを信用せずに我が子を見る
東大に子ども4人を入れた佐藤亮子ママ、彼女の凄さは、4人それぞれに合わせてやり方を変えているところ


家庭の言葉の文化が大切

言葉の使い方や言い間違いが気になる親で、言葉を正しく、すぐに教えられるかどうか。
思ったこと、感じたことを、足を止めて子どもに口に出して伝えて、一緒に共有できるか。
親はわからない時に、すぐに調べているか。
子育てに正解はないから、親は決意を決めることが大切

東大に行く子の特徴
小3の漢字テストで満点を取っている子
宿題が多くても「えーっ
」とガタガタ文句を言わずに、コツコツ真面目にやる子

小学校高学年で「ようするに〜」と言う、本質を見抜く子
こういう子は、公務員・官僚気質で東大に向いているそうです

ちなみに、算数・数学だけ突出して出来る子は、必ずシャツの裾が出ていて、問題を見るのが楽しくて仕方ない子(笑)
開場から講演が始まるまでの空き時間20分で、こちらの本を借りてざっくり読みました。
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講演会でもおっしゃっていましたが、「○○苦手」「○○嫌い」と言わせない・植え付けないことが大切

面白い、楽しいとどれだけ思わせられるかですね。