仏教系の幼稚園に通っている4歳次女。
明日、園では、お釈迦様がお悟りを開かれたお祭り「成道会(じょうどうえ)」があります。
その日は、父兄ではなく、おじいちゃんとおばあちゃんを招いて、歌や踊りの披露をして、制作したプレゼントを渡します

祖父母の出欠確認に「欠席」に丸つけした時から、ずっと胸が締め付けられる思いでした。
次女には、他県に住んでいる旦那のお母さんしかいません
まだ2回しか会ったことがないくらい疎遠です


わざわざこんなイベントのために来る人ではない。嫁としては気楽でいいのですが。
「みんな、おじいちゃんやおばあちゃんがくるんだって」
「写真立て、頑張って作ったけど、あげる人がいないから、ママのママとパパの仏壇に飾るね」
「ねぇねはいいなー。ちぃばぁばに会ったことあるんでしょ?○○は1度も会ったことがない」
「パパ、おじいちゃんになって」(笑)
こんな会話が、すごく辛い

4歳なりに寂しさがあると思います。
先日、図書館で日野原重明先生が書かれた「だいすきなおばあちゃん」という絵本を借りました。
16歳長女がまだ小さかった頃、膝の上に乗って、いろいろ教えてもらった姿を思い出しました

祖父母も父母も元気な頃、長女はあっちに行っては甘え、こっちに行っては甘え
愛に満ち溢れていました。長女は、断片的にしか記憶は無いけれど、思い出はちゃんとあるし、愛されて育ちました。

長女は、私の祖父母・父母、旦那の祖父母を見送りました。
体が辛くても、みんな初孫・初ひ孫が可愛くて、一緒にいると癒されると言い、よく病室のベッドで私の母に抱きしめられて長女は寝ていました。
次女には、こういう体験はさせてあげられません。どんなに願っても、会って話したり、抱きしめたりすることはできません。
うちの園は、仕事のママに代わって祖父母の送迎も多い。祖父母が元気で何かと助けてくれるので、子沢山で4人兄弟以上も多い
うちみたいに助けてくれる人がいないと、出産の時に子供を見てくれる人すらいないですもん


明日、大勢の友達のおじいちゃん&おばあちゃんを前にして、しょんぼり帰ってこなければいいなぁ
