月曜日、義弟の残り時間は今週と医師から家族に告げられました。
金曜日、夕方、旅立ちました。
土曜日からモルヒネを強くするから、会話ができないかもしれないので、2人だけの時間が欲しいと、急遽、妹に言われました。
私もナース妹も午前中は仕事を抜けられないので、休みの旦那と16歳長女と3歳次女で、9ヶ月の姪っ子と2歳の甥っ子の面倒を見てもらい、2時間半ほど2人だけの時間を取れました。
午後もナース妹が半休をもらい、2人だけの時間を1時間ほど過ごして、急変しました。
義弟は、朝からなんとなく悟ったみたいです。
4日後の妹の誕生日のために、看護師に代筆で手紙を書いてもらい、ケーキ屋への予約も頼んでいたそうです。
ブログのログインを教えて、自分は書けないから、妹の気持ちを書いてと。この半月ほど、あまり声も出なくて喋るのも辛いのに、必死にアレコレ伝えていたそうです。
呼吸が怪しくなってきて、看護師が妹に家族を呼ぶように伝えると、意識がないのに、必死に手で阻止するサインを出して、最期を子供たちに見せたくなかったようです。
家族を思う気持ちがツライ。
甥っ子&姪っ子の為に、医師に義弟の検査画像などのデータを頼みました。たった1ヶ月で、どれだけ癌が広がっていったか。無数の星のように体に散らばった癌。それでも子供たちの為に治療を望んでいて、そして治療すら叶わなかったこと。
これから先、子供たちは、パパがいなくて、いろんな感情が出てくると思います。ちゃんとわかる年齢になった時に、画像を残してあげることが、私には必要だと感じました。
悔しい。
悔しい。
悔しい。
子供の成長を見たかったよね。
まだ1歳にもならない子を残して逝くツラさは、計り知れない。