先週の旦那のお休みに、一緒に録画しておいた「はじめてのおつかい」を観ました
いろいろと思ったことを書いておきます。

金八先生の名言
「親という字は、木の上に立って子供の帰りを見守ると書くんです」
これに尽きる

中3長女が未就園児だった3歳から年中5歳の2年間、私が祖父母と母の3人の介護に子育てに…時間がいくらあっても足りない状況で、睡眠時間3時間で過ごしていました

やることが多くて、日々時間に追われている私は、1人で靴を履いたり、長女が自分で何かすると時間が掛かるので、待っている余裕が無くて、身支度全てママがやり、お手伝いもほぼさせてあげれませんでした

年中のこの時期に母が亡くなり、長女の子育てだけに専念できるようになった時に、自分では何もしない、本当に嫌なこと以外文句も言わず、幼稚園でも友達と遊べない、全てにおいて受け身な子になっていました
自分でやらないって、褒められもせず、苦にもされず、欲もなく、争いもせず…宮沢賢治の雨ニモマケズの世界ですが、自己肯定感がかなり低い子


全てにおいて、「ママが〜」が口癖でした。中3の今でも続いておりますが…
生まれた時「自立をさせる」を目標に子育てしていたのに、真逆へ突っ走ってしまいました

子育ては、イヤイヤ期までは親が手を掛けてやっていけばいいと思う。しかし2〜3歳のイヤイヤ期を過ぎたら、少し距離を取ってイライラせず見守って待ってあげることが必要だなって、3歳次女を育てていて思います。とにかくママがすぐに手や口を出さないように気を付けています

長女のはじめてのおつかいの話は割愛しますが…
旦那は、可愛い娘が泣いている→可愛そうだから無理させる必要はないという考え。
TVを観ながら「俺だったら、やらせられない。耐えられない」と

泣いている理由は何か?本当に無理なのか?おつかいをさせる親だって葛藤の連続で、手を差し伸べた方がどんなに楽か。
ワンオペ育児だから、子はどんどん成長しているのに、旦那はいつまでも手の掛かる赤ちゃんの感覚で、子供の力を信じることや日々成長していることが欠落しているんだと思います
