2歳次女が生後3ヶ月くらいから小説は一切読んでいない

一気に読みたくなるから、睡眠は削るし、他のことが疎かになってしまうので、ずっと手を出さないようにしていました

「Aではない君と」薬丸岳
結局…一気読み

読み終わって…一気読みしたくなるくらい凄く良かったけど、寝不足で頭痛いし、兎に角気は重いし…考えさせられました

親の立場で読み進めて行くから、ツライ。子供が傷ついて心が死んでしまう辛さもつらい。そして、被害者の親に気持ちを馳せるとどうにもならない。
この小説に出てくるA君は中学2年生。
うちの長女も中学2年生。
俗に言う難しい年頃。
2歳次女のイヤイヤ期なんて、可愛いもんだと本当に思う今日この頃

自立したい⇆甘えたいの矛盾。
親に愛されたいけど素直に感情表現しなかったり、親に秘密を持つこともあるし、交友関係だって全ては把握できない。
何考えているのかわからない怖さもある。
ガラスの十代(笑)
この本の一文
「物事のよし悪しとは別に、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ」
これ、かなり難しいこと。
結局は親の想像力が大切。
頭ごなしに聞いたって、真実は見えてこない。
子供のSOSって、きっと親は見逃してしまうような小さなSOSしか出せないんだと思う。親はちょっと引っかかるなって感じとれるか?その時、時間を取ってすぐに話を聞いてあげれるか?中学生くらいになると、ほんっっっとうに難しい

いじめにしても、登校拒否にしても、友達関係にしても…きっと子供は小さなSOSって出しているんだと思う。
私は過去に長女のちょっとしたSOSを何度か見逃してきた
後から気付いても、子供にはその時じゃなければ意味がないって痛感させられる


子供に裏切られても信じること、いつも自分が大切な存在だと実感させてあげること、全世界敵になっても親はいつも味方ということ。私も親からしてもらってきたことだけど…伝えるのは難しいし、伝わっているのかも難しいなぁ。
とにかく重い気持ち…2歳次女に1人遊びさせて読みふけった罪悪感もあり…眠い
